本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797389616
作品紹介・あらすじ
■がん患者3000人と対話してわかった 後悔しない最後の迎え方
メスも薬も使わずに言葉の処方箋だけで生きる希望を与えてきた「がん哲学外来」。
創始者である著者が、3000人のがん患者を診る中で、気づいた、死が怖くなくなる生き方とはなにか――?
著者は、いい人生だったかどうかは、最後の5年間で決まるといいます。
しかし、誰にとっても「最後の5年」はいつ訪れるかわからないもの。
ならば、今日がその一日として生きるしかない。
「なぜ病気になったのか」と、くよくよ悩むくらいなら、スパっと煙草や悪い習慣をやめる。
「あれをやっておけばよかった」と後悔するくらいなら、今日から始めてみる。
死を意識すると、とたんに「今」が輝き始めます。
がん哲学外来という、もっとも「死」「病」に近いところに従事する者が投げかける、メッセージ。
感想・レビュー・書評
-
「がん哲学外来」の先生が多く本を執筆されている中の1つ。先生はキリシタンなので、キリスト教に基づく考え方が多かった。がんも単なる個性で、共存して生きようという言葉に元気をもらえた。
桶野先生の著書は是非ご家族の方に読んでもらいたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新渡戸稲造、勝海舟、内村鑑三など歴史上の人物の言葉の引用が多くあった。筆者にとって軸となっているのがこの人たちなんだと思う。「正論より配慮」という言葉があった。これは真理だと思う。近い人が病気を患った際どうしても正論を翳してしまう。でも求められているのは配慮であり、寄り添うことなんだと思った。
全3件中 1 - 3件を表示