うまくいっている人は朝食前にいったい何をしているのか

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797389807

感想・レビュー・書評

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  • 「朝の時間は価値が高いので、有効に計画的に活用しよう」という内容。

    実際に朝は集中力が高く、邪魔も入りにくく、義務的なことでも自分を律してだらけずに取り組むことができる。
    朝の時間を有効活用できた日は満足度が高いし、それを知ってしまった今、睡眠欲求に負けて朝の時間を失ってしまった時の後悔はものすごいものになった。

  • 朝の時間の使い方、その効用は昔から別の本などでも説かれており自分ではよくわかっているつもりでした。しかし、この本を読んでみるとまた違った新鮮さを知ることができました。
    朝の時間の事に限らずタイムマネジメント全体について書かれた良書でした。

  • 1週間の168時間を全て記録する

    休みの日にやることを決めること、やりたいことを考えるだけで終わることになる

    週末はだらだらすごしていい日ではない、平日同様、戦略思考がいる
    金曜6時から月曜6時の60時間
    3つから5つのイベントを、いれよ
    やりたいことリストを作れ

    訳者あとがき
     朝の時間にむいているのは、やらなくても当面問題はないものの、きちんと続けると長期的見返りがある行動。
    キャリア発展、人間関係構築、自分を、育てる

  • 以下読書メモ

    ・意志力も使いすぎると疲労する。
    →朝の時間がもっとも意志力が残ってる
    →習慣化されていることは、意志力を消耗しない

    ・朝の習慣のおすすめ
    →面倒でやりたくないけど、コツコツやっていくと長期的に見返りが大きいこと。

    ・朝の時間を利用できない人は
    →1週間の記録をとること。その結果から原因を探る

    ・平日だけでなく週末の計画も
    →土日やりたいことを事前に考えないと、やりたいことを考えて終了してしまう。

    ・週末の時間は48時間ではない
    →金曜日に帰宅して、月曜日の起床時間までが週末
    →この時間をうまく使う
    →3つor5つのイベントを組み込む

    ・平日の疲労を癒すには、他の労働をする

    ・充実した週末を送るには
    →伝統をつくる 家族みんなが楽しめるような固定のイベントをつくる
    →何もしない時間をあえて作る 

    ・予定は紙に書くことにより実行確立が上がる。

    ・土日に仕事のやり残しが気になるのであれば
    →土曜の朝だけは残務をやって、土日を心から楽しめるように
     →金曜日の夜とかが理想かな

    ★「しなければならないこと」に目を向けすぎると「意味のある事」ができない。人生がもったいない
    →クリスマスや誕生日などのイベント事 
     →家族が全員揃って、子ども楽しく参加してくれる回数は限られている
    →週末にエネルギーを節約していると、味気のない人生となってしまう。

  • 成功している人たちは、他の価値の高い行動も、歯磨きと同じように朝の習慣にしている。習慣なので石の力は使わない。そのおかげで同僚や通勤ラッシュなどにイライラさせられても、豊富に残っている石の力で切り抜けることができる。

    朝なかなか起きられないのは、その日にしなければならないことを考えてうんざりする方だ。逆に楽しみなことを考えれば、ベッドから出るのも簡単になるだろう。脳が集中することが自分の現実になる。

    日曜日を安息日として考えることも価値がある。例えば旧約聖書の出エジプト記には、7日目は羽田働いてはいけない。そうすればあなたの節も、あなたのロバも休めるだろう。またあなたの家に生まれた奴隷も、1国から来た奴隷も休めるだろう。と書いてある。現代の超多忙な我々も、安息日の原則を思い出し、1週間のうち少なくとも1日は仕事から解放されることの利点を理解できるかもしれない。

  • 早起き習慣を作りたくて、この本と、モーニングメソッドの本を同時に購入。

    結論、怠け者で早起きできない、先延ばしにしちゃう私みたいなタイプの人には俄然モーニングメソッドがオススメ。

    この本はどちらかというと、いつもより早起きするメリット、朝はこんなことをしてみては?、週末はこう過ごそう、ということが広めに書かれている。

    対してモーニングメソッドは、早起きにはこんなメリットがあるのにどうしてやらないの?、朝の過ごし方はそのままあなたの人生の過ごし方になる、朝におすすめのルーティンはこれだ!みたいな、ものすごいエネルギー高めの本笑 ちょっとスピリチュアル系もあり。

    怠け者にはやることの選択肢狭い方がいいから、私としてはモーニングメソッドがしっくりきた。

    ただ、この本にも気づきがたくさんあって読んでよかった。以下5つ。

    ★どうしてもやりたいなら、一番最初にやらなければならない
    やりたいことリスト100を作る。
    →やりたいことリスト100から、一年以内に達成したい目標を書き出す。
    →その目標を達成するために、日曜夜に一週間で「したいこと」の予定を立てる。
    →最優先事項を優先する。(7つの習慣)
    事前に最優先事項を決め、そのための時間を確保しなければならない。

    ★意思力は朝がMAX、夜に向かって段々落ちていく
    意思力も筋力と同じで、使いすぎると疲労する。依存性のあるものを我慢できなくなるのも、遅い時間になってから。
    価値の高い行動も習慣にしてしまう。習慣にすれば意思力の消費量も少なくなる。

    ★習慣化する
    最初から飛ばさない、少しずつ。いつもより15分早く寝て、15分早く起きてみる。

    ★ある種の労働の疲れを癒すには、他の労働をするしかないように出来ている。
    週末は好きなことを思いっきり、それ以外を最小限に。
    小さな子供と過ごす冬は一生に数回しかない。
    雪が降る日はほんの数日、その雪の日に家族が揃っている確率は?クリスマスをシンプルにするとか、そこで節約したエネルギーはどこに使うのか?エネルギーを節約している場合ではない。

    ★変えたい分野の時間を計る。
    子供に本を読んであげる時間を増やしたいなら、今かけている時間を計測して記録する。

  • 朝の習慣に向いているのは、面倒臭くてやりたくないけれど、それでもきちんと続けていれば大きな見返りがある活動(キャリア発展、豊かな人間関係、自己実現)。
    80歳までの週末は4160回。その一回一回を大切に。子供と楽しめるクリスマスも、雪の日も、夏休みも、数えるほどしかない。

  • うまくいっている人は朝食前にいったい何をしているのか2017/3/17
    著:ローラ・ヴァンダーカム 訳:桜田 直美

    「朝食前の時間」をうまく使えている人は、どんなに忙しくても常に前向きで打たれ強く、仕事の結果も出し、やりたいことを実現し人生を楽しんでいる。

    成功者ほど朝食の前の時間に、以下の3つの投資を習慣化している。①キャリアの発展につながる行動②豊かな人間関係につながる行動③自分を育てる行動
    朝食前の時間に投資できるようになると、自分がやりたいこと、やるべきことが明確になり、自分がもっともフォーカスすべきものが絞られてくる。

    本書の構成は以下の3章から成る。
    ①うまくいっている人が朝食前にしていること
    ②うまくいっている人が週末にしていること
    ③朝食前の使い方を変えれば、人生が変わる

    私を含めて多くの人に朝食前の時間はない。
    眠たい目をこすりながら家を出るまでの時間をカウントダウンしながらせかせか動くのが毎朝。そんな中で朝食前の時間を意識したことはほとんどないし、その時間があること自体に気づいていなかった。

    しかし、その多くの人が気づいていない時間を有効な時間として捉え、活用実践していくだけで多くの効果が期待できる。
    朝一番の大切な時間。だからこそ自分にとって大切な時間に充てるべきである。そして、本書はその大切な時間にすべきことを的確に提示してくれている。

    朝の時間を確保するのは苦しいし大変かもしれない。
    しかし、その時間から得られるものは非常に多く大きい。

  • 家事時間も貴重な時間、自分のために時間を使うために掃除はサービスでも良いのではというところははっとさせられた。朝時間を自分にあてて、夜は自分のことはしないで、こどもとのんびりする時間をとれるようになりたいと思った。

  • 朝の時間はだいぶコントロールできてきたが休みの時間をコントロールできないため手に取ってみた。人は旅行中よりも旅行後よりも旅行前の計画の時がいちばん期待してワクワクするということになるほど。何も計画の無い休みはやりたいことを考えているだけであっという間に過ぎ去ってしまってもったいない。金曜日の夜缶ビールを開けてから月曜の朝に目覚ましがなるまでの間の60時間が週末と思って過ごしたい。毎週末の予定を飲みながら計画を立て素敵な休日をすごしたい。

著者プロフィール

全米で有名なライター。夫と3人の子供と共に米国フィラデルフィア州在住。2001年に名門プリンストン大学を卒業。自らを「ライターであり、妻であり、母であり、ランナーであり、友人であり、ボランティア」と称している。全国紙USA TODAYに寄稿する傍ら、The Today Show、Fox & Friendsといった朝の情報・ニュース番組や数々のラジオ番組にも出演している。講演会やセミナーでの講演活動も積極的に行っている。公式ウェブサイト:http://lauravanderkam.com/

「2017年 『うまくいっている人は朝食前にいったい何をしているのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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