男の子の 本当に響く 叱り方ほめ方

著者 :
  • すばる舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799103784

感想・レビュー・書評

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  • 男の子はやんちゃで言うことを聞かないことが当たり前。
    育て方については、3割は聞いて、7割は言うことを聞かない。プライドを尊重してあげるなど。
    旦那の育て方としても使える。
    一読の価値はある。

  • 子育て…男の子…難しい…

  • ポイント
    ・子供自身がしたいことをうまくできない時は、暴力、破壊以外の発散方法を教える
    ・歯ブラシ隊出動で歯ブラシを楽しく
    ・難しいことではなくラクに守れる約束からする
    ・死ななきゃいいか、で大きく見守る
    ・あらかじめ叱るラインを決める(たまには叱るタネをあえて見ないことも必要、ある程度は目をつぶる)
    ・今日一日叱らないと決める日を作る
    ・叱るときはその場で
    ・男の子が大きく傷つくときは自分が大切にしているもの(おもちゃなど)を壊されたとき
    ・子供の良いところを見つけて褒めてあげる
    ・褒められたい願望が強い→シンプルにプロセスを褒める、大げさなくらい→ものではなく、ありがとう、嬉しいが良いご褒美
    ・親が自分と同じように一緒に遊んでくれること(ヒーロー遊び、乗り物、昆虫、おもちゃなどで)は男の子は嬉しい→その行為を認めて一緒に楽しむ
    ・たまには、子供が次は何をしてくれる(しでかしてくれる)か期待してみる

  • 男の子の 本当に響く 叱り方ほめ方 2014/10/1
    著:小崎 恭弘

    著者は、大阪教育大学教育学部准教授。元保育士。保育士時代の経験はもちろんのこと、3人の子は全員息子、自身も3兄弟の長男。本書で男の子育児のコツをあまさず披露している。

    お母さんも叱りたくて叱っているわけじゃない。できるなら、やさしく諭し、ほめて子育てしたい!きっとこう思っているはず。しかし、現実は、息子との戦いに明け暮れる毎日。本書は叱ることほめることを通じて、男の子を理解するべく、男の子ワールドのガイドとして、その道案内をするべく記されている。

    本書の構成は以下の6章から成る。
    ①どうしたら言うことをちゃんと聞いてくれるの
    ②その行動の謎がとける 男の子ってこういうもの
    ③まず試してみたい 叱らなくてすむ方法
    ④これが男の子の心に本当に響く叱り方です
    ⑤このほめ方で我が子がどんどん変わる
    ⑥もっと男の子育児が楽しくなるために

    我が家には息子が二人いる。
    しかし、妻曰く我が家は三兄弟である。
    本書を読みその意味が理解できた。

    書いてあることは息子二人のことではなく。
    私を含めた男三人のことが書かれている。
    良いのか悪いのか大人になり切れていない私が悪いのか。
    男ならみなそうであり続けるのかはわからない。

    しかし、妻の苦労もよく理解できた。
    息子が行動の理由がわからないということもよくわかった。
    劇的に子育てが良化する本というのはない。
    しかし、どれも書いてあることはやはり焦らず目を見て受け止めてあげること。それが出来れば苦労はない。でも出来なくて当然。少し余裕を持って接するきっかけを与えてくれる一冊。

    子育てってだからおもしろい。

  • 男にかこまれて育った保育士の男性が教授。読みやすいし挿し絵が癒し。
    C0037

  • どんどんザ・男の子になっていく我が子。もう一度読み返したい。

  • 保育士で3人の男の子を育てた筆者が、世の母親たちに対して、実際に体験してきた男の子の言動・行動を交えながら『男の子【OTOKONOKO】は別の生物】』と思って接するべし、と解説した一冊。

    この具体例が本当にバカバカしくて笑ってしまうだけでなく、何故か愛おしく感じてしまうから不思議。例えば『いつも見えない敵と戦って「ガーン、キシーン」という効果音がうるさい』とか『ポケットの中にはどんぐりや木の実、砂利や虫がいっぱい入っている』とか。自分が子供の時もそうだったし、実際に我が子を見てもまさにその通り。

    OTOKONOKOあるあるをやったら、こんなんたくさん出てくるんだろうなー。アメートークとかでやってくれないかな。

  • 挿絵がかわいい!
    男の子はいつでも世界平和のために、何かとたたかっている!

  • 男の子がわからない。
    わからないのです。
    同じ人間ではなく「男の子」という新しい生き物。

    母親向けの本で、全てがあてはまるわけではありませんが、
    こういう考え方をすれば育児が楽になると思います。

著者プロフィール

大阪教育大学教育学部 准教授。元保育士。1968年兵庫県生まれ。兵庫県西宮市公立保育所初の男性保育士として12年間子どもたちと向き合う。その間には、3人の子の父親として育児休暇を3回取得。 保育士時代の経験はもちろんのこと、3人の子は全員息子、自身も3兄弟の長男で、高校生の頃から青少年活動(いわゆるキャンプのお兄さん)で小学生男子ともどっぷり関わってきた「男の子のプロ」。本書で男の子育児のコツをあまさず披露。
NHK Eテレ『すくすく子育て』他、テレビや新聞、雑誌等でも活躍中。年間60回ほどの講演は笑いあふれる子育て漫談で、関西を中心に絶大な人気がある。NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問。

「2022年 『発達が気になる&グレーゾーンの子供を伸ばす声かけノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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