孫社長のYESを10秒で連発した 瞬速プレゼン

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  • すばる舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799106396

感想・レビュー・書評

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  • 孫社長のYESを10秒で連発した 瞬速プレゼン
    著:三木雄信

    プレゼンとは、ただ相手に情報を伝えるためのものではない。情報を伝えた上で、相手の承認や理解を得て、次のアクションを引き出すのが、プレゼンテーションの本当の意味である。

    仕事のコミュニケーションは、すべてプレゼンであると言える。上司に報連相するのも、部下に指示を出すのも、仕事相手と交渉するのも、すべては相手を動かすという目的のためである。

    本書の構成は以下の8章から成る。
    ①一瞬でYESを勝ち取る瞬速プレゼン
    ②YES NOは事前準備で9割決まる
    ③情報を制するものが仕事を制する
    ④10秒で即決させるには、1枚のメモを作りなさない
    ⑤10秒でYESを言わせる瞬速プレゼンの技術
    ⑥ライバルを置き去りにする超高速メール術
    ⑦世界レベルでビジネスが加速する爆速電話術
    ⑧チームで超高速コミュニケーションを実現する

    書名の通り多くの概念を私たちにも10秒で爆速に理解させてくれるきとが盛り沢山の一冊。

    著者の著書をこの1週間で三冊拝読させていただきさすがに教わったことが重複してる点も多かったもののそこは逆に著者としてはずせない項目としてブレずに入れ込んであるともとれる。

    PDCA、時間術ときて、今回はプレゼン。共通して言えることはやはりどれもあくまで目的をかなえるための手段であるということ。その手段を使いこなすことは簡単ではないが、確実に前進するには備えておくべき手段でもある。

  • 相手の欲しい情報がなにかを意識して伝えることが大事。
    ・Data:それ自体は意味がない数字や記号など
    ・Information:データを整理し、解釈や意味を持たせたもの。「what」「when」に答えられるもの
    ・Knowledge:情報を体系化し、まとめたもの。「how」に答えられるもの
    ・Wisdom:価値基準を示すもの、「why」に答えられるもの

  • 10秒で相手を納得させるためにどうするか。
    その答えが本書にあります。それは、著者の経験から。
    私も会社のトップにプレゼンする機会があり、ある時期納得させるためにはどうすべきか悩んでいたときに本書に出会いました。
    なるほど と参考になる部分がありました。

  • 読みやすい内容ですぐに読み終わってしまった。
    忙しい上司を相手に、伝えたいことを的確にかつ端的にまとめる必要性を感じた。

  • コミュニケーション速度を重視してるだけあって
    物の見方 立場の違いからのとらえ方など
    大きな部分から
    メモ書きや資料 メールや電話など
    細かい事まで いかにスピードを速くするかについて
    まとめられていると思います

  • 『瞬速プレゼン』どこかのシューズブランドみたいですが(笑)
    確かに世界的に見ても忙しい、時間がない人たちの一人である孫正義から10秒でYesを連発させるのは難しいかも(^^)
    著者だから出来ていたというものではなく、誰でも取り入れることが出来るものが多く、知らず知らず頷いている自分に(笑)
    たしかに日常で人に伝えていること会話していること、それはプレゼン、伝わりやすくするためには?を工夫していけば楽チンかも?

  • DIKWモデル(情報のレベル)を相手の階層に合わせる。
    data:それ自体は意味がない数字や記号
    information:データを整理し解釈や意味を持たせたもの。who where what when に答えられるもの。
    knowledge:情報を体系化し、まとめたもの。how に答えられるもの。
    wisdom:価値基準を示すもの。why に答えられるもの。

    情報は「2段階上」を渡す。課長に渡すなら部長が欲しい情報を渡すという風に。

  • 世界一つかまりにくい上司から承認を取る極意。今コミュニケーションは早さの時代であるのは確かで、日々の仕事の進め方の参考になる。

  • 確かに自らどんどん判断を下していく大企業トップは、細かな説明を聞いてくれる余裕等無い。判断してもらえなければ進められないのであれば、その人の評価はどこでおしまい。
    それをクリアするためには如何に短時間で内容を理解してもらい、OKをしてもらうことが重要。
    それは相手がお客様でも同じだ。
    時間を取ってもらい面談する。その時に思い通りの回答を引き出すために、どんな準備をしないといけないのかを常に逆算で考え出す必要があるということをおっしゃっておられる。ベストな回答を引き出すためにどこまで考え抜けるのか。
    非常に勉強になりました。

  • 自分一人の頭ではいくら考えても答えは出ない。10秒考えてわからなければ、人に意見を聞いたり、チームで議論せよ。下が上を動かし自分たちが望む通りに次のアクションを引き出す。相手のイエスを引き出すには、①相手が断れない状況を事前に作る②相手が欲しい情報を伝える③タイミングを計る④伝える順番に気をつける。社長には知恵を、部長には知識を、課長には情報を、担当者にはデータを伝える。ビジネスではつかみ=結論。会議の目的は出席者を確実に「次のアクション」へ導くこと。

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著者プロフィール

1972 年、福岡県生まれ。東京大学経済学部経営学科卒。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。27 歳で同社社長室長に就任。孫正義氏のもとで「ナスダック・ジャパン市場開設」「日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収案件」「Yahoo! BB 事業」などにプロジェクト・マネジャーとして関わる。2006 年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクト㈱を設立し、同社代表取締役社長に就任。同年、子会社のトライオン㈱を設立し、2013 年に英会話スクール事業に進出。2015 年には英語学習1年完全サポートプログラム『TORAIZ』(トライズ)を開始し、日本の英語教育を抜本的に変えていくことを目指している。また自社経営のかたわら、東証一部上場企業、マザーズ公開企業をはじめ複数の取締役・監査役を務める。その一方で、厚生労働省年金記録問題諮問委員など、公職も多数経験。著書に、『すごい「数値化」仕事術』(PHP 研究所)、『[新書版]海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる』『【新書版】A4 一枚勉強法』(ともにPHP ビジネス新書)ほか多数。

「2023年 『孫社長のプロジェクトを最短で達成した 仕事が速いチームのすごい仕組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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