- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799310366
作品紹介・あらすじ
私たちの苦痛は、本当に現実がもたらすものなのか?私たちが幸福だと思い込んできたものは、本当の幸福だったのか?『超訳ブッダの言葉』『考えない練習』の著者が、誤解を恐れず、あえて語る。
感想・レビュー・書評
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人の大切なものが書かれている
現代の闇を仏教から解いていく詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マスコミに利用されそうな自分の中の「偽善」を客観的に観察できるかも知れません。そこに気づきがあります。
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共感する部分もたくさんあるけど、違和感を感じる部分も少なからずあった。
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(2012/4/21読了)
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第二の矢に対する対応を考えること。
現実(起きてしまったこと)と非現実(私たちの脳内反応)を分けるという考え方。これこそがいまもっとも必要とされることではないだろうか。 -
3.11の震災は私たちに甚大な被害をもたらしました。同時に,人間としての「あり方」をつきつけました。今までの日常には「他人事」はそれほど大きな割合を占めてなかった人まで,見ず知らずの人を思い,亡くなった人を思う気持ちが生まれました。そして温かい気持ちは瞬く間に全世界に拡がっていきました。また追い求めていた幻想が崩れ去り,これまでの価値感とちがうものが私たちの心に生まれました。これを機に,「どうあるべきか」,「どう生きるべきか」を一緒にお子さまと一緒に考えましょう。新しい幸福感を確認しましょう。それを見失わず生きていくことが,これからの時代に生きる人の使命だと私は思います。
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「自然への志向性や昔ながらの生活の良い部分を学び直す志向性がいままでよりごく自然にこの国に根づくのではないか」という一文で全くそうだと思った。
情報という刺激や快楽を追求し過ぎても満たされないというくだりでも自分の感じていたこととリンクしている。
家でPC、外でスマートフォン(携帯電話)やタブレットPCを持ちあるいてネット三昧じゃバーチャルに偏り過ぎてリアルを感じられないじゃないかと危惧していたからだ。
自分もTVこそ観る機会が減ったが、映画にネットサーフィンとかなりバーチャルに生きている。
来年はよりリアルに生きていきたいと思う。 -
文字も大きくてなんだか道徳の教科書を読んでいるみたいだった。
なるほどなぁと思うところが多く、自分で自分を苦しめている事を気付かせてくれた1冊。
日々の生活での『麻薬抜き』をして心の安定感を取り戻したいなぁ。