悩み方の作法 (ディスカヴァー携書)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799312063

感想・レビュー・書評

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  • 神経病的な不安
    怒らないことに不安になりすぎるのは良くない
    不安になって試さないことの方が良くない
    試す時には失敗した時のフォローが入れられるようにする
    行動をする。口に出して伝える。やって駄目なら切り替える。
    最終的には運命だと割り切る。

    2017/03/10

  • 自分の悩み方は、本書にある「神経症的な悩み方」の場合が多いことに気づいた。頭ではわかっているだが、実際の生活ではついこの悩み方になってします。
    定期的に、特にうだうだ悩んだときに読み直すべき一冊。

  • 悩み方にうまい、下手。悩んでも仕方がないことと、意味あることをしっかり分けようという本。
    随所に森田療法のことも書かれているが、療法にこだわるのではなく、「悩み」というキーワードでより生産的な方向に向けようという内容。

    メモ
    ・悩み続けるのではなく、暫定的な答えを出して、動いて見て結果を見るべき。
    ・変えられることと、変えられないことを分ける。変えられないことを変えようとして悩み続けても仕方ない。過去のことは変えられないが、見方は変えられる。
    ・答えのない時代。遠い将来のことより、近い将来のことを悩んだほうがよい。
    ・失敗や短所に悩むな。長所を探す、成功要因を分析すると言った方向に向けよ。
    ・悩みは書いて整理すればいい。自分の一番悩んでいることそのものに目を向けずに、どう対処するのか自分の態度を書け。
    ・やって見てだめならもどせばいい
    ・損きりの発想を持つ
    ・リスクを分散する
    ・理系的発想。実験して見る。失敗する可能性はあって当たり前

  • 精神科医で教授でもある和田秀樹さんの本。「建設的な悩み方」と「神経症的な悩み方」の違いがよく分かる内容でした。自分も少し前までは、悩み始めると悪いことが次々に浮かんできて、自分ひとりでは解決できないことについて延々と考えてしまうことが多かったのですが、今はある程度「損きり」という形を受け入れられるようになり楽になりました。
    病気まで行かないけど(神経症とかうつ病とか)、ぐちぐち悩むくせがある人は読んで損しない内容だと思います。

  • サラッと読めていますぐ実践できると思った!ほんと、健康的になれる。ただ、中弛みがあったようにも思ったけど、一貫として言おうとしていることにはとても共感できた。

著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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