99%の人がしていない たった1%のリーダーのコツ (たった1%のコツシリーズ)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2013年6月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799313299
感想・レビュー・書評
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[購入] 前作『仕事のコツ』に続く第二弾ということで期待して購入。前作は仕事をテーマにしていたためHow-Toが多く実践的だったが、今作はリーダーシップをテーマにしているため、心がけなど抽象的な内容も多い。
自分にとって、3-4割が新規に学んだ内容、6-7割が「当たり前かもしれないがいわれてみれば意外と出来ていない」内容。自分に当てはまる所も複数あったので参考としたいが、前作の方が鋭く「コツ」を捉えていた印象。集中すれば一時間もしないで読了出来る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
手軽に読めて、つい忘れてしまいがちな大事なことを思い出せさてくれて、つい力んでしまいがちな肩の力を抜いてくれる良い本です。
「リーダーとはかくあるべし」と強い思いのある人と、逆にリーダーになんかなりたくない人に、強くオススメします。 -
20140105読。
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若手の私からすると、「こんなリーダーが居たら良いなー」という”理想のリーダー”の姿が描かれていた。また同時に、リーダーから見てありがたい、あるいは優秀なメンバーはどういう人かというのを読み取ることも出来る点で興味深かった。
上記で”理想のリーダー”と書いたが、現実にはリーダーが完璧な人間である可能性はほぼゼロに近い。だが、ともするとリーダーに関して、「××をしてくれない」「○○なところが困る」と欠陥をあげつらってしまいがちなのがメンバーの常のように思える。しかしそれは、容易である一方何も生まない。まずはメンバーとして、チーム全体を見て、課題に対して自分がどう振る舞えるかを考えて行動すべきだと改めて感じた。例えば、本書によると「自分は△△な点が不十分だから補ってくれ」、とメンバーに相談・依頼出来るリーダーがベストなのだが、素でそういう行動をとれるリーダーはかなり少ないだろう。なので、メンバーは「リーダーには△△が足りない」と文句を言い続けるのではなく、その不十分な点をチームメンバーとして補う方法は無いのか、と考える方が事態は良くなるように考えられる。
また基本的に本書は「リーダーのための本」であるが、メンバーが学べる点も勿論多々ある。私個人としては、仕事の中で下記のような点をより留意しておきたいと感じた(通り一遍のように感じることもあるが、全て行動に移すのは意外と意識してやらないと難しい)。
・機嫌よく振る舞うこと:感情的になったり、やたら忙しがる人にチャンスとなる仕事は集まってこない
・自律的に考え行動すること:リーダーに言われた仕事だけをするのでは、育たない
・習慣的に人のアドバイスを乞う:リーダーは勿論、若手はなおさらアドバイスを意識して周りの先輩や同期などから貰うべき。自分では把握できないポイントが必ずある
・上司に対しても意見を言う:「若手だから」と意見を言うことを遠慮していたら、シニアの人は現状(お給料や地位など)に満足していて、リーダーに意見する必要がない、というケースが多々あるので、誰もリーダーに意見しなくなる可能性がある
・意見を言えるだけの思考を心がける:若手として説得力ある意見を言おうとしたら、経験に裏付けられた発言ができない分、より意識して論理的に話す必要がある -
IBMでご一緒していた方が書いた本。ベストセラーであるとのことで、興味本意で読みました。自身の今までのリーダー経験に照らしながら読んでみると、当たり前のことが出来ていなかったことに気付かされた。リーダーは1ロールに過ぎず、メンバより偉いわけでもなく、肩肘張らずに、然るべき相手に相談しながらプロジェクトを進めることも必要である。しかしながら、リーダーたるがゆえ、振る舞い、発言等の影響力は考慮しないといけない。リーダーシップ論は学術的にも確立されていないため、属人的に遂行されることが多いが、この手の類いの書籍がもっと普及することを願う。実業務でリーダーロールを担う時に改めて読み返したい。
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基本的なことが多いが、著者の経験を通じて重要だと感じたことをわかりやすい言葉で解説しているため、受け入れやすい。
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ようは 相手の事をどう思いやるかにつきる気がします。うんうん。
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H25.10.31
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項目別に書かれており、実際の仕事を思い浮かべながら読んだ。人を動かすという自分自身の課題もあり、参考になった。
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すぐ読み終えた。
内容は、自分がすでに実践している事が多いが、その行動がどのような考えで行われているかを再度見直すにはもってこいだった。
オススメです。