敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ)

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.51
  • (12)
  • (29)
  • (31)
  • (9)
  • (1)
本棚登録 : 522
感想 : 29
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799323106

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 内向的な人、HSP(とても敏感なひと)が生きやすくするにはどうするか。を平易なエッセイ的な文章で説明。

    自分自身に内向的な部分やHSPにあたる部分があるかをよく理解して、社会から求められる、こうあるべきという部分に無理に合わせる事なく、折り合いをつけていくのが良いということ。

    自分のことが内向的、HSPと気付いていない部分もあり、性質としてきちんと自覚することが大事なのだと思った。

    ●言葉の定義

    外向的、内向的
     ユングの定義
     外向的な人の特徴
      外部の物質的なせかい、つまり外の世界の人や活動に興味がある。
     内向的な人の特徴
      自分や他の人たちの内面、つまり、体験・思考・ゆめ・願い・空想に興味がある。

    HSP
     エーレン・アーロンの定義
     刺激に対する特別な感受性を持ち合わせている。

    ●気になった部分

    最後の
    「否定的な言葉で自分にレッテルを貼らない」
    というのが、偏ったマイナス思考にならないために有効だと感じた。

    「社会性がない」
     外向性がないだけで、社会性がないわけではない
     「外向性」は、社交の場に行きたがること。
     「社会性」は、社会や福祉について我が事のようにかんがえられること

    「自己防衛しすぎ」
     痛みを感じやすいだけ

    「過敏」
     とても敏感なだけ。「過敏」は大袈裟なニュアンスがある。感じ方は十人十色

    「怠惰」
     充電中、省エネモードなだけ

    「他人と違う」
     いけないことではない

    「諍いが嫌い」
     対話と交渉を好むだけ

    「弱い」
     繊細ではあるが、弱いわけではない

    「退屈」
     物事を深く考えているだけ

    「斜に構えている」
     エネルギーが限られているだけ

    「女々しい」
     力だけが強さじゃない。別の類の有機を持っている。

    「自己中心的」
     内省的なだけで、他人の複利を慮る意識は強い

    「他人に興味がない」
     功績に興味はないが、福利(幸福に過ごしているか)には感心を持っている

    「深刻にとらえすぎる」
     物事を真剣に受け止めているだけ

  • 気質だからしょうがないけど、反応しすぎる、考えすぎるタイプ。理不尽がいっぱいある世の中を、少しでもラクに生きるヒントを得るために読みたい

    #敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント
    #渡瀬謙
    17/1/14出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本

    https://amzn.to/44jU9KV

  • 内向的やHSPの人が生きやすくなるためのヒントたち

  • 内向型、外向型人間がいるというのは以前読んだ本で知ったのだが、こちらはさらにHSP(敏感な人)という新たな切り口について説明されている。

    HSP=内向型という訳ではないが、重なる部分が多いのはよくわかる。しかし、その多くが欠点と言うより特徴であるから、それをどう活かし、それとどう折り合いをつけていくかを章ごとにわけて丁寧に説明してある。

    無駄な説明もなくシンプルな分、解りやすくて読み易い。
    …と思ったら、この人は学究の徒などではなく、前身は牧師さんと言う変わり種!
    なるほど、自身の体験の考察からスタートしただけに説得力がある。
    共感できることもあり参考になった。

  • 主にHSPの人がラクになる暮らしのヒントがいっぱい。

  • 自分の個性を受け入れる、否定的な言葉で自分にレッテルを貼らない。
    堂々めぐりの不安を断ち切るには、最悪のことを想像しても得することはないと知る、いざというときは困難に対処できる自信を持つ。

  • ラクに生きるヒントは実用的で使えそうです。

  • 敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ) 。イルセ・サン先生の著書。敏感な人や内向的な人は苦しい。無神経な人や外交的な人は楽。敏感な人や内向的な人として生きると息苦しくなるのなら、無神経な人や外交的な人と生きればいい。敏感な人や内向的な人は無神経な人や外交的な人によって傷つけられやすい。だったら無神経な人や外交的な人になったほうがずっと楽。

  • 図書館本。イルセ・サン氏2冊目。
    巻頭のHSP度と内向度のテストは思ったよりは高くなかった。また考え方が変わってきたのかもしれない。
    本書では敏感な人や内向的な人が穏やかに過ごすには何を気を付けたら良いかが書かれている。大雑把にまとめると、自分を大事にしましょう、と言うことだと思うが、意思の強さや相反する行動も示されており、なかなか難しいなと感じた。
    以下気になった項目を。自分に最適な刺激のレベルを知っておく、できるだけ集団行動を避ける、無駄な争いから降りる、他人の目をきにしない、自分自身の価値観に従う。

  • 内向的な自分をどう捉えるかがわかった。外向的な部分も実はあるよなーと思えた。

全29件中 1 - 10件を表示

イルセ・サンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
若林 正恭
佐々木 圭一
辻村 深月
エラ・フランシス...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×