アフターコロナのニュービジネス大全 新しい生活様式×世界15カ国の先進事例

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784799327432

感想・レビュー・書評

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  • 新規ビジネス創出の糸口、発想の起点として使う分には良いと思う
    面白かったのは以下
    ・スマートミラージム
    ・バーチャルマーケット
    ・ゲームのリアル化
    ・アーバンガーデニング、庭消費
    ・聴くコンテンツ

  • 特に真新しいビジネスがなく、先進事例というタイトルにそぐわない浅はかな内容

  • なんとなく、ありきたりなアイデアしか載ってなかったし、自分が受けたいサービスが1つも無かった。。。
    共感できないことで稼ぐのは性に合わないので、あんまないなー

  • 『コロナ禍での世界の良好事例』

    コロナ禍に世界各国で実際に行われていた対応が、日本でビジネスチャンスになり得るかという視点で書かれた一冊。

    アフターコロナというよりは、コロナ禍で緊急的に行っていたオンラインや非接触の良好事例が、今後もビジネスとして成立していくかという内容で、5年後、10年後に需要が増えるであろうニュービジネスを未来予測したものではありません。

    本書が発売されたのは2021年7月。日本で言うと東京オリンピック開幕直前のコロナ第5波にあり、マスク着用・3密は避けろと声高に叫ばれていた頃。本書の事例の中では、「置き配」など当たり前に定着しているサービスもあれば、「飲食店駐車場での車内料理提供」など過剰な対応としてすでに衰退しているサービスもあります。

    世界で言うとやはり米国、欧州、そして中国がテクノロジーの実用化では日本よりも一歩進んでいる印象。変化が苦手な日本の国民性の中で、アフターコロナというよりもウィズコロナの時代に、何が元に戻って、何が元に戻らないのか我々は見極める必要がありそうです。

  • 読了後、世界にはこんなサービスが沢山あるんだな…と単純に驚いた。

    著者が「マイルドヤンキー」「Z世代」「さとり世代」など若者文化に造詣が深いからか、世界の若者に人気の新しいサービスを次々と紹介している本。
    基本海外のサービスだが、日本に導入しているサービスも紹介している。

    著者がデンマーク、中国、タイに特に注目しているとあり、なんでタイ?と思ったが、タイ国もコロナ禍にあって、仏教の教えで困窮した人々に分け与えることで得を積んだり、オンライン礼拝などスタイルを変えて信仰することにシフトしてきたらしい。さすが平均年齢が若い新興国。勢いが違う。

    ★ポイントは
    「安心感・安全性」「パーソナライズ化」「癒し」

    「安心感・安全性」:
    オンライン化による匿名性をプロフィール公開や身分証明で無くし、信頼性を高める

    「パーソナライズ化」:
    超高級ブランド品を持つ=価値ではなく、自分の好きなこと、興味のあることに時間を費やして経験する=価値にシフトしつつある。
    特別空間の貸し切り、プロによるファッション診断&お買い物同行など、自分の事、自分が好きなものをより深く知るためのサービスが人気。

    「癒し」:
    コロナ禍の不安と窮屈な暮らしに疲れた都会の若者たちには「スローライフ」「丁寧な暮らし」といった手間を楽しむこと=優雅、ゆとりに見える

    結局IT化で全体的に効率化が進むし、面倒なことはやっぱりやりたくないので、今後は自分の好きなことにお金をかけて他はとにかく時短、効率化
    といったスタイルが流行るのかなと思った。

    ただ、どうやっても面倒から避けられないのが、健康と教育だと思う。
    効率化は不可避だと思うけれど、そもそも非効率の塊みたいな人間が、効率だけを追求すると心身の健康を害し、結果社会も病む。

    自分の生活を豊かに、スピーディーに仕事をこなしつつ、効率化の波に飲まれすぎないよう、好きなことには手間をかけ、運動で体を動かして健康も維持できるライフスタイルで生きていきたい。

    ★よさそうと思ったもの
    ・オンラインドクター:クリニックの待ち時間がそもそも長すぎる。定期的な花粉症の薬の処方でも、インフルになった時も診察5分なのに3時間待たされる…。今は予約制度や待ち時間が可視化されるシステムを導入しているクリニックも増えたから、行くなら絶対そっち。

    ・VRゲーム、スポーツ観戦
    無観客試合になって双方大ダメージだったので、これはよいなと思った。
    アバターとして映ることによって選手のモチベになればよいし、チケット代の収益が見込めるし。
    高齢化が進んで遠距離移動できない人も見ることができるし。(その場合はテレビ放送との差別化が必要かもしれない)
    ただ、東京のウサギ小屋で絶叫されたら近所迷惑極まりないので、専用スペースもしくは防音設備のある自宅の申請者でしか自宅で見れないようにしてほしい…
    (オンラインライブがある度にハッスルする声が聞こえて迷惑している身としては切実)

    ・ドライブインシアター:車を個人所有の最小の施設として活用する。車離れが進む若者が車を所有する理由の一つになればよい、とあったが、そんな機能を付けたら高くなってますます手が届かなくなるんでは…と危惧している。まずは免許を取ろうという気にさせてくれ…。

    ・オンライン直販
    地元の野菜がいい、とか、どんな育て方をしているか生産者の顔が見えたほうがいいなど、値段以外のこだわりを持つ人にはスーパーより圧倒的に新鮮な野菜が手に入るので、こちらがおススメだと思った。
    地元の産直で売ってる野菜の甘いことよ…。

  • この本の活用のポイントは「妄想」にありそうです。

    日本人は我慢が好きで外国人は楽しんでコロナに適応と単純化してますが、
    ブームになれば乗りやすい日本人の国民性は活用ポイントなので、
    「楽しみ方」をそれぞれの専門性を生かして「妄想する」のがよさそうです。


    例えば、都市デザインやまちづくりで言うと

    ・安全・安心を「環境形成や居心地デザイン」まで拡大する政策化と公的基盤整備
    ・百貨店を店舗ではなく「スタジオ」として再生してライブコマースと連動
    ・空き家にカフェとデザイナーズロッカー併設の「物流とコミュニティのハブ」

    などと妄想してみて、議論のタネにしたり小さく始めてみるのも一つの手かと思いました。

  • 大学生がコピペして書き上げた卒論レベル。
    これはひどい。

  • 2022.12.31読了。

    2022年、117冊目。

  • ※以前に読んだ本の登録
    ざっくりメモ

    コロナ禍による環境変化の逆境を受けて生み出されたビジネスアイデアが紹介されている本。
    アイデアを考えるときに参考になりそうな本。
    まずもって、制限された生活の中でも、何かできないか、どうすれば乗り越えられるか考え、そのアイデアを実行できるような、エンジョイの精神を持っているかどうか、というマインドが大事。

  • 昨年の出版なので内容は古く感じるが、コロナ関係なく起こっている諸問題の解決に役立ちそうな内容だった。

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著者プロフィール

マーケティングアナリスト

「2022年 『Z世代に学ぶ超バズテク図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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