飛び出す人だけが成功する時代 GO OUT (ゴーアウト)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2023年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799329313
感想・レビュー・書評
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過去の習慣やしがらみ、効率化することに抵抗するのが日本人の特徴であり、それは学校教育から叩き込まれているので多くの人は失敗を恐れる傾向にあること、が改めて認識できた。
アメリカは続々と世界をリードするような企業が出てくるのに、日本はいつまでも大企業が変わらないというような状況は、教育や文化からそもそも違うだなと感じた。
そういったことを認識した上で、自分の快適なゾーン(コンフォートゾーン)から抜け出して、様々なことにチャレンジしていく姿勢というのは忘れずにいたいと思った!
共感できるところは数多くあったのですが、著者の自慢⁇と感じるところも多かったので星3つです!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
DIE WITH ZERO の二番煎じを狙いましたと言わんばかりの、とっても既視感のある装丁w
内容はと言えば、面白い部分はあった。
人類は元々移動していた。日本人はその最たるもの。大陸から遥々移動してきた。
移動しよう、外に出よう、人に会おう。と筆者は説く。
要はT型人材になろう、という話。
でも、なんだろうね。全体的にうっすらと漂う、筆者の鼻持ちならない感じ…w
この人は慶應卒。美容医療で開業している。
筆者曰く「若い頃の自分は何者でもありませんでした。ただの留学帰りの大学生でした」とのこと。
はぁ、そうですか…という感じ。世の中には留学すら高嶺の花、という人もたくさんいるのに。。 -
【オタクの時代ではないか】
著者はいわゆる既成の枠を飛び出す存在が生き残る時代(過去では明治維新のような)と考えているようですが、個々が独自性を発揮する時代ではないでしょうか。
既成の枠内でも何か人と異なる特長がある、あるいはその分野を追求しようとしている人だけが、成功する時代だと感じます。
その分野がどれだけ小さな市場でも生きていけるのです。
さらにその分野は本当にやりたいことのはずです。 -
■概要
従来の組織のレールに乗っかって出世することが成功だった時代から、組織にとらわれず自分で考え行動した人が成功するということを書いた本。
組織で得られる自分の専門性だけを極めたI型人間に対して、専門性を軸としてそれからはみ出した領域に対して学び、活動することでT型人間になることを勧めている。
現在の日本では企業の中で何でもやるジェネラリストが多く、かつ努力も少ないため小さなT型の人が多いが、それだと何者にもなれない。それに対し、強いT型人間になるHowtoを著者の経験に基づき書かれている。
■感想
内容自体はよくある本であり、最近の社会の潮流に沿っているためあまりこの手の内容を知らない人には参考になると思う。
但し内容自体は参考になる点はあるものの、ターゲットとなる読者層(サラリーマン等)からすると筆者の自己語り、自慢の要素が多く感じるため素直に受け入れにくい人もいそうと感じた。抽象化し、自分の立場で考えることができると役に立つと思う。
■参考になった点
筆者は自分の目標を以下の通り分類して、それを人に宣言しているところが参考になった点。
分解内容
・100%近く成功できるもの(送りバントと表現)・・・日常の仕事の目標、失敗ができないため堅実に、T型の縦棒を伸ばす
・50%程度の成功率のもの(ヒットと表現)・・・T型の横を広げていく活動、失敗確率もあるが努力で成功できるもの
・成功確率が0に近いもの(ホームランと表現)・・・うまくいくと大きいが失敗して当たり前のチャレンジ。
これらをバランスよく目標とすることで、安定的な成長とチャレンジを同時にすることができる。
また、それらを宣言することで応援してくれる人も出てきて成功率があがり、新たな視野も得られる。 -
型があるから型破り
型が無ければ型なし
→まずは専門を極める
ブルーライトを浴びると目が良くなる
→外に出よ -
長い人生の中で、やりたいこと・好きなことができる確率を上げるために、ゴーアウト(慣れ親しんだ世界から外に向かって出ていくこと)し、T型人材になることを推奨する本。
自分の認知の範囲を越えて、広げていくのが「探索」、探し当てたもののうち、深堀りするのを「深化」。
ある程度深化して、I型になってから、横に広げてT型、あるいはπ型人材を目指していく。
自分のT型人材の現在の立ち位置を理解し、インプットとアウトプットを続けたい。 -
外に出ることは血流が良くなり身体的によく、うつ病や認知症のリスクが低くなる
会いたいと思った人に会いに行く。断られることが怖くなり、コンフォートゾーンにいがちだが、挑戦することで世界が広がる
今まで経験したことがないことをする
長編のフィクション1冊を読みながら、ノンフィクションを10冊読む。ノンフィクションは1冊を読み切るまで次に行かない。
T型人材 縦軸の深堀り(私でいうと営業・駐車場)と、一部関連していること(観光等)、全く関係ないこと(健康芸術など)を幅広く習得する
何かをするとき、それが自分にとってどのように結びつくかを意識する