眠り男と恋男 (ビーボーイコミックスデラックス)

著者 : 座裏屋蘭丸

• リブレ出版 (2015年7月10日発売)

感想・レビュー・書評

[nabechiさんの感想 · 2015年7月26日]

絵がものすごくうまい！
東京では18禁扱いになったらしい。
う～ん…

[ututu.さんの感想 · 2015年7月19日]

今回は愛を感じる作品ばかりで、座裏屋サンの振り幅の広さに感激しましたっ！でもエロかったです。愛がある分、強めな修正が気になりましたが( ¯･ω･¯ )そしてこの表紙のデザイン性。この中にエロ本が収録されているなんて思いもしないよね☆！

『眠り男と恋男』商売仲間のロイスに突然発症した睡眠中無意識に性行為に走る奇病。男女問わずセックスしてしまうその症状は一緒に暮らしていたジュードに向けられた。朝になればロイスは何も覚えていない。以前から思いを寄せていたジュードはこの事態を切り出せず、行為をうけいれ続けていた…。

この病気、本当に無意識なので会話が成立してなかったり、入れる場所がズレていたり…悲しいセックスなんですねー。しかもロイズはノンケ。なのに好きな気持ちに流されてしまうジュードが健気すぎて_(;ω;`」_)_ でも一度だけ行為中に目が覚めたことがあって。それをキッカケに投薬治療をはじめたロイズに小さな変化が訪れたことがスゴイ嬉しかったwww だってセックスをしない為に薬を飲まれるなんて心境が複雑過ぎて、早く普通に抱いてやれよっ！！て感じだもんww
そんな時にジュードの元カレが現れて復縁をねだるんだけど…フラグよりも、ジュードがおでこをくっつけて「2度とツラみせんなよ」って元カレをフるシーンがヤバすぎて出血多量でしぬかとおもった…。ジュードやばい！！ジュードやばいってば！！！www そんな彼がセックス中はトロトロの甘々になります\( ˆoˆ )/最高☆☆☆

『優しいディナー』元カレのトラウマから極度の偏食の受に口移しで食べさせる攻。食欲と性欲を同時に満たす関係性ってかなりエロスでしたー。最後の笑顔のヒトコマもあってか、すごく優しいお話でした。

『夜を逃げる』幼少期の事故で暗闇がトラウマになってしまったハル。夜はからなず誰かを呼び出していた。ユーゴはちょうどいいセフレだったが、本気になられるのがウザくて一度は突き放すも…暗闇から引きずり出してくれたのもまたユーゴだった。これまたラブが溢れている話でしたが、サラッと尿道責めします(･∀･)

『太陽と秘密』異国の地で一目惚れしあった二人が逢瀬を重ねていたが、攻めがゲイを自覚出来ずに逃げ出してしまう。月日がながれ、再会をはたしてくっつくんだけど…電車の痴漢とか、満員の荷台の端でとかさ…まわりが気が付かない訳がないと思うんだよ。こういうとこだけ現実主義な自分に困っている 笑

『待つ花』和風緊縛。神に使える一葉を抱く為に、沢山の言い訳を用意してあげる鬼崎が必死すぎてエロかった。ちょーかっこいい。。でもバナナ使うのは無理だったなー。無理すぎて脳内変換した⤵︎ ウチは蜂蜜が限界です。。でも本番からのラストスパートは泣けた…！！なぜ和風美人は緊縛がこんなにも似合うんだろうか？またしても見とれてしまった。たびヤバイ。

もー座裏屋サン大好きになりました。キャラビジュアルも幅広いし、愛のカタチも様々。とにかくエロを美味しくいただける素晴らしい作品だと思います！！だから修正どーにかしてくれっ/( ˆoˆ )\

[うぃる子さんの感想 · 2015年7月19日]

丸々一冊表題作だったらいいのに‼︎と思うくらい、「眠り男と恋男」が最高値だった。他の作品も素晴らしいのだけど、表題作の萌えの嵐が凄まじまい。

寝ている最中に無意識に性行為に及んでしまう(朝にはなにも覚えていない)奇病を患ったノンケの攻めと、行商人のパートナーとして生活を共にするが故に攻めの病気に巻き込まれ襲われてしまう受け。

けれど受けは攻めにずっと片想いをしていたから、攻めに事実を伝えられずに抱かれ続けている…

見どころは受けの葛藤や二人の距離感などたくさんあるけれど、座裏屋さんはとにかくエロがいい。とにかくエロがいい‼︎(大事なことなのでn

「PET契約」でもやりたい放題やっているのを見て思った、この人は本当にエロを描くのが大好きなんだなと…
特に感じる2人の表情一つ一つにゾクゾクさせられること請け合い。
ノンケ×ゲイ好きなら一読の価値あり！

[kitkityoさんの感想 · 2015年7月12日]

めっちゃよかった〜。ノン気に恋するなんて切ないね。エロきゅん。

著者プロフィール

座裏屋蘭丸（ざりや らんまる）　
漫画家。BL小説を中心に描いている。『PET契約』で単行本デビュー。『canna』で『シャングリラの鳥』、『ダリア』で『コヨーテ』を連載中。