サイレント・ヴォイス 〜行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 宝島社 (2012年11月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800203281
感想・レビュー・書評
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テレビドラマから入りました
そのため、楯岡絵麻は栗山千明、西野は、白洲迅ではなくSeason2の馬場徹で脳内再生されました
短編集で、場面はすべて取調室のみという珍しい警察小説です
ドラマで見ててたのでなだめ行動や大脳辺縁系はすんなり理解できましたが、小説から入った人も大丈夫だったのかな
今の所、楯岡絵麻100%解決なんですが、この先はどうなるでしょう
またドラマでは描かれていない15年前の楯岡絵麻が目撃者となった教師殺人事件がキーとなる感じで終わっており続き楽しみです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
偶然、このシリーズの続編を見かけて、それを読むために再読。
2015/10/28に、読んだ感想を読んでみたら、行動心理学用語頻発に違和感を感じていたが、あの当時よりも行動心理学をもう少し踏み込んで学んだ後の今は、違和感よりも面白さを感じてワクワクしながら読んでいた。
ちょっとした行動パターンの解析から、エンマ様こと絵麻が考えるであろうことが、自分もわかるというのが、ワクワク感に繋がっているのだろう。
さあ、この次はどうでる?と。
初回よりも、もっともっと面白さを痛感した小説。
さて、続編に取り掛かる!
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(初回の感想 2015/10/28)
行動心理学を駆使して、相手の仕草や行動パターンから嘘を見破るエンマ様こと、楯岡絵麻。
すべての事件解決が取調室の中で行われていて、さくさく読めるので面白い。
少し、無理矢理、行動心理学用語を出している感じがして、「んー?」と思ってしまう部分もあるけど。
彼女のように完璧に行動心理を読む人が近くにいたら、嫌だな。。。
最終話の終わり方が、続きを予感させる書き方だったので、続編があるのかも?
あるとしたら、是非読んでみたいな。 -
続編があるのかな?行動心理学を使って犯人の自供を迫る手口は、まるでDaiGoさながら。机上の空論かと思っていたけど、彼を知ってからは、本当にこういう世界があるんだなあと感心するようになった。続編があるのなら読んでみたい。勉強になることは確かなのだけど、この分野での実習なき学習は、それこそ空論虚しいだろうなあ。短編でなく、長編でも読んでみたい!
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心理学等を駆使して、被疑者をおとすエンマ様こと
楯岡絵麻シリーズの第一弾。連作短編集。
テレビを見てから読んだ。
原作に忠実、ただし西野のイメージは合わなかった。
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現場に出ないタイプの女刑事もの。 心理学から導きだす今まで読んだことの無い展開に期待したが、都内から番地までとはさすがに・・。 でも進むにしたがって面白くなってきての次回作への繋ぎ、次も読んじゃうでしょう。
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行動心理学を用いて相手の仕草や行動パターンから嘘を見破る女性刑事が主役の短編集。
栗山千明主演のドラマを見て原作を読んでみた。
主に取調室で刑事と容疑者が対峙する話なので展開は地味であるが、全体のトーンが軽いのでサクサク読める。嘘が見破れるというだけでは真相に到達しないのがストーリーの練りどころ。心理学の豆知識が面白い。 -
自称二十八歳の三十五歳な美貌の絵麻が二十八歳の後輩刑事西野が記録する中被疑者の仕草から嘘を見破る五編。観察時の素材集めやそれに対する西野の内心等浮わついた会話が多く軽い。密かに追う十五年前の恩師の強姦殺人事件の行方が気になりつつ取調室内と二人祝勝会の居酒屋だけに終始したシンプルなルーチンが癖になる。
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エンマさまの1作目。行動心理学を武器に被疑者を落とす美人でサバサバしたエンマさまの活躍は読んでて心地よい。ミステリーとしてだけでなく心理学の片鱗が自然と頭に入ってくるのも楽しかった
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なるほどーこういう風に心理学を捜査に利用することって実際可能かも。まあ実際ここまでうまくいくのかはわからないけど…