- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800287731
感想・レビュー・書評
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未曾有のバイオテロ犯行予告。
鎌木と桐生の警察側からの視点メインで、途中テロ実行者の相葉と門伝の視点の話も出てきつつも、先がどうなるのか、結末は?っていうのが気になり一気読みでした。ウイルスや細菌の専門的な話は難しかったですが。
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バイオテロミステリー。現在のコロナ禍で読むと、内容がちょっと共通するように思えるところもあり、まるっきり別と考えても読み応えバッチリです。
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『がん消滅の罠 完全寛解の謎』に次ぐバイオテロミステリ。ウイルス学の教授が殺される。その現場にはバイオテロの予告文があった。捜査一課のキレ者鎌木と所轄の桐生が事件を追う。
ウイルスについて専門的なことが書かれているところがあるものの、読みやすいし、犯人の背景にあるものがそうでしたかと読み込めました。そして、例が少ない病状に対して、いかに薬を開発するのが大変なことか、バイオテロに関する予防措置など得られる知識はありました(私自身よく知らなかっただけかもしれませんが)。ただ、冒頭の殺人はバラバラでなくてもいいんでないかい。荒削りなところもあるかな。 -
昨年、このミス大賞を受賞した作者の2作目になるのだろうか…タイトルだけで、読んでみたので、詳細は分からない。前作の盛り上がりを考えると、ひっそりと発売された感じ。
今作も前作に続く、医療ミステリー。
前作も難解だったが、今作もなかなかの難解。
でも、ある程度、知識のある人ならば、ヘルペスウイルスを使ったテロの意味がそんなに脅威でないことは分かるだろう。
テロの実行犯と事件の捜査に当たる元研究者の刑事の2つの目線から、淡々と物語が描かれる。テロの話とは思えないくらい、混乱がないのが印象的。
犯人もあっさり逮捕されるが、そこからの真相解明が説明が長くなり、ペースダウン。
真相の裏には、遺伝の難解なネタも含まれており、エンターテイメントとして読むには、少し難しいかも。
バイオテロを取り扱っている作品でありながら、希望のある終わり方だけがホッとした。 -
SFとは言えない
もちろんミステリーとして読んだのだが、どうもしっくり来なかった。長い中盤で飽きてきたんだけど、頑張って読了した割には、読後感はスッキリしない。登場人物も少なくわかりやすいんだけどなぁ。少し残念。 -
2019年3月7日読了。
本屋で見かけて、ジャケ買いならぬジャケ読み。
バイオテロ物のミステリー。
テロの手法が今までとは違う。
しかし、本の題名を考えると「そういうことか!」となる。
少し、化学の知識がないと途中のディテールが分かりづらくて、食傷気味。
それで、ジャケ買いがらみで表紙の話だが、シャレじゃないが拍子抜け。
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このミステリーがすごい!大賞の授賞作品。
バイオテロを巡る犯人と警察との攻防を描く。
生物兵器ということで、将来、12年後に発症して、致死率100パーセント。病原体は6年前から散布済みで、もう防止出来ないとの設定。
なんか設定や、理由とか、謎解きが凝りすぎで、ついていけなかったかなぁ。