論語と算盤(下) (人生活学篇(いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ13))
- 致知出版社 (2016年7月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800911209
感想・レビュー・書評
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産業発展する日本を憂えている。道徳なき儲け主義が蔓延ってきていることを危惧。親孝行の逸話も興味深かった。親が喜ぶ本当の姿が大事であって、自分を犠牲にして親をケアすることは逆に親不孝に繋がる。思い込みによる善意も良くないと、意味深いと思った。
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資本主義社会においての精神面のあるべき姿を説いていると感じた。
ノーカット完訳のため、現代から見ると少々古臭い事もあるが、読んで損はない古典。 -
約100年前に書かれた、今話題の名著。今読んで何か新しい考え方がある訳ではないが、100年前には斬新で先進的であったと思う。
また、バランスがとれており、中庸を意識していると感じる。数多くの実績・業績を残された所以だと思う。 -
●古典を読むことを本年度の目標に掲げたが、『修身教授録』につづき手に取ったのが、この本。
『日本100大企業の系譜』には多くの大会社の創業者として登場して興味をかき立てられ、
最近読んだ栗山監督の『未徹在』では自身はもとより、野球選手にまで読むことを勧めている渋沢栄一の『論語と算盤』を是非読んでみたかった。また、大好きな奥野宣之さんが現代語訳をしていることも、この本を手に取った理由である。
●具体的に、なぜ会社経営にも『論語』が必要なのか?が明確に書かれておらず、また、その内容にも理解できない箇所があり、現時点では★3つ。何年か経過した後、再読すれば、また理解度はもっと上がるかもしれない。 -
生涯に500以上もの会社に関わり、資本主義の父といわれる渋沢栄一。その渋沢による不朽の名著『論語と算盤』を、読みやすい現代語訳にした書の下巻。
人格と修養
ソロバンと権利
実業と士道
教育と情誼
成敗と運命