- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801304529
作品紹介・あらすじ
普通に社会人をしていれば、誰しも「経済理論」や「経済学」について、なにかしら聞いた覚えがあると思われます。「神の見えざる手」「悪貨は良貨を駆逐する」というような言葉は、誰でも聞いたことがあるのではないでしょうか?
「経済理論」や「経済学」というのは、経済の仕組みを解き明かしより良い社会をつくろうというものです。そして我々の社会や生活に大きな影響を与えています。
マルクス経済学のケースからもわかるように、経済理論というのは、必ずしも正しいものばかりとは限りません。そういう経済理論と実体経済の相違についても、紹介していきたいと思います。
感想・レビュー・書評
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世を経め民を済うとされていたが、現在はそうなっていない。共産主義が崩壊して資本主義一本になった頃から格差社会が激化している。ピケティの問題解決策を実施できれば世界的に取り締まれるが実現は厳しい。
2冊目読了。
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昔から最新の経済理論まで幅広くカバーしている。
堅苦しく書かず、初めてでも読みやすかった。
経済に興味なくても社会人として知っておくべき内容。ほんのタイトルの通り教養になる内容ばかり。
多分筆者はジョン・メイナード・ケインズが好きなんだろうなと感じた。-
学生時代や社会人になり学んだけど、忘れていた。そんな経済理論の振り返りが出来ました。
今まで知らなかった経済理論も含まれていました。事例をも...学生時代や社会人になり学んだけど、忘れていた。そんな経済理論の振り返りが出来ました。
今まで知らなかった経済理論も含まれていました。事例をもとに理論の解説をしてくれているので分かりやすく、学問の経済を学ぶようなどこか堅苦しさがなく簡単に読めるのでオススメできます。2021/04/18
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今まで様々な経済学についての本を読んできたが、知識の整理をするにはもってこいの本だった
経済学の大家であるアダム・スミス、リカード、マルクス、ケインズ、そして最近ではカーネマンは全て大学で経済学を専攻した経済学者ではない、というのは、経世済民=経済というものをよく表しているのかもしれない -
経済には、経済理論がついてくる。
この経済理論をわかりやすく解説した本。
経済について学びたい人、学んだけどわからないことが多い人には、オススメの本です。
わかりやすかった!
残念なのは、もう少し図や例示がありされば…というところでした。 -
経済理論が簡潔に、わかりやすく記載されており、理解しやすかった。
マルクスの章が新しい気づきがあり、個人的に良かった。 -
簡単なイメージの紹介になるので、ガッツリと経済の仕組みを知りたい人には不向きだろうと思う。ただ大雑把に知りたいのなら人物のことなどについても交えながら面白く読めると思う。
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国税調査官の著者が行動経済学や経済学者の理論など33の経済学の理論をわかりやすく解説した一冊。
返報性の法則や囚人のジレンマなど行動経済学で紹介される理論からアダムスミス、マルクス、ケインズなどの経済学者の経済理論やMMTやビットコインといった新しくできたものまで様々な現在につながる経済学について勉強することができました。
また、ナッジ理論やアイアンガーの商品選択の法則など企業の提供するサービスの中で使われているものがあることも本書で知りました。
そして、経済学者の人となりも知ることもできました。
そんな本書の中でも著名な経済学者は学生時代に経済を専攻していないというのは意外で印象に残りました。
本書で経済理論の知識はもちろんのこと実態とは結びつかない真実も知ることができました。
経済理論と実体経済が結びつかないことも本書で知ることができました。
また現在の経済のシステムの弱みも本書で浮き彫りとなったことも感じました。
本書で学んだ経済の教養を活かして生活や人生に役立てていきたいと感じた一冊でした。 -
コンビニで購入。
見開きでわかりやすくまとめられていて入門編としていいのではないだろうか。
ひとつひとつ掘り下げて詳しくというよりかは、こういう心理的な動きがあるよ〜!こんな考え方があるよ〜!!と、ざっくり分かりやすく教えてくれて、雑学レベルの知識がつく。
これで大枠のイメージ掴んでから、興味ひかれたことに関して詳しい本読む流れがいいかと!導入編としてわかりやすいと思います! -
同著者では「お金の流れでわかる世界の歴史」が面白すぎて、そこまで突き抜ける感じはなく残念でした。紹介されている各経済学者の個人に絞った書籍を参照する前の予備知識として役立つもの、行きすぎた資本主義に警鐘を鳴らす書籍として有意義でした。