新型コロナとワクチンの「本当のこと」がわかる本~【検証】新型コロナ デマ・陰謀論

  • 彩図社
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801305762

作品紹介・あらすじ

2020年1月、中国の武漢にはじまった新型コロナウイルスの世界的なパンデミック。未知のウイルスに対する恐怖、医療崩壊の危機、繰り返される緊急事態宣言…。新型コロナウイルスによって、私たちの生活は一変した。
そんな中で問題になったのが、新型コロナウイルス、そして新型コロナワクチンにまつわるデマ・陰謀論である。
「新型コロナウイルスはそもそも存在していない」「PCR検査は信用できない」「新型コロナワクチンを接種すると、磁石人間になる」「新型コロナはビル・ゲイツの陰謀」など、怪しい言説が〝医師〟や〝自称専門家〟による書籍などを通じて拡散。まことしやかに語られるようになったのである。
はたしてそれらの言説は信じられるのか。間違えているとしたら、なにが違うのか。
これまで数々の怪しい情報の真相を暴いてきた「ASIOS」(「謎解き超常現象」シリーズ)が、桑満おさむ医師、名取宏医師、峰宗太郎医師、宮原篤医師、森戸やすみ医師、安川康介医師とともに、新型コロナとワクチンのデマ・陰謀論を検証。信じるに値する「本当のこと」を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 日ごろ、極力正確な医療情報の発信に注力してくださっている医師の方が複数参加されている本であること、
    そういった先生が、Amazonなどのランキングや書店の棚の様子を見て、センセーショナルであったり、行動制限などに疲れて国の対策にうんざりしている人に一見寄り添う言説である、不正確な医療本が部数を伸ばしていることを危惧し、何とかしたいと思ってること、
    を知り、購入。正直言って、少しでも売り上げが伸びて欲しい、協力したい、と言う思いで購入したので、内容は二の次。なぜなら、厚労省や尾身先生を始めとした分科会などが発信している情報と同じことを、繰り返し丁寧に答えてくださっている本なので、真新しいことなどはないから。
    それでも、陰暴論者とほぼ重なるような反ワクチンの言説に対して大真面目に解説している、すなわち、
    そういう情報を発信している人達があげている、”一見、きちんとした研究やニュースソースから持ってきたような<エビデンス>”について、きちんと具体的に指摘し、反証しているものというのは、意外と無かったのでは、と言う意味では、興味深くはあった。

  • 新型コロナやワクチンのデマや陰謀論について解説した一冊。反・反ワクチン本といった感じで「水銀が入っている」とか「ゾンビ化する」「マイクロチップが入っている」の ような陰謀論周りが医師の意見と共に検証される。納得できる内容もあれば納得できない内容もあったりする、結局は新型コロナもワクチン対応も自分の頭で考えて行動するのがベストかなと。そういうわけで、こういった本を読むのは視点を増やす意味で非常によいといえる。

  • タイトルから若干警戒してしまうが、著者として名前を連らねている方たちを見て読んでみた。

    一問一答形式で内容に応じて専門家が解説する形式となっており、とても読みやすく知識の整理や確認がしやすいと感じた。内○氏や○藤氏といった巷に蔓延る怪しい本の内容にも切り込んでいて、そういった本に不安を感じていた方にも良いと思う。

  • 峰先生が名を連ねていたから入手したんだけど、これはしっかりしたファクトチェック本。トンデモ本を一つ一つ指摘して、更にどうしてその内容がおかしいのか、根拠をもって反論されている。批判された著者は、宗教書でなく科学書として上梓しているつもりなのであれば、科学的根拠をもって反論すべき。まあ、ある一定の絶対的信者が存在し、その狂信さえ得られていれば問題ないのかもしらんけど。

  • 現状分かっていることと分かっていないこととが、わかりお安く整理されている。
    良書

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著者プロフィール

2007年に発足した超常現象などを懐疑的に調査していく団体。団体名は「Association for Skeptical Investigation of Supernatural」(超常現象の懐疑的調査のための会)の略。超常現象の話題が好きで、事実や真相に強い興味があり、手間をかけた調査を行える少数の人材によって構成されている。主な著書に『謎解き 超常現象Ⅰ~Ⅳ』『UFO事件クロニクル』『UMA事件クロニクル』『超能力事件クロニクル』(彩図社)、『昭和・平成オカルト研究読本』(サイゾー)、『増補版 陰謀論はどこまで真実か』(文芸社)などがある。
公式サイトはhttps://www.asios.org

「2022年 『謎解き「都市伝説」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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