- Amazon.co.jp ・本 (495ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801922815
作品紹介・あらすじ
友人を救うため、貴族の屋敷で日記を取り戻そうとしたオーガスタ。
そこへ伯爵がやってきて……アマンダ・クイックの傑作ヒストリカル!
19世紀イギリス。オーガスタは友人の日記をとり戻すため、ある貴族の田舎の家のハウスパーティーに参加し、深夜に書斎に忍びこむ。友人はその貴族に日記を奪われたのだが、内容について脅され、結婚を強いられそうになっていた。
そこへグレイストーン伯爵のハリーがやってきて、日記をとり戻すのを手伝ってくれた。オーガスタは感謝するが、なぜ協力してくれたのかはわからない。実はハリーは結婚相手にオーガスタをと考えていた。ハリーの結婚相手が誰になるかは社交界で話題だったが、オーガスタはいちおう貴族の娘ではあるが父母と跡取りの兄を亡くしている自分より、しとやかで評判の美人の従妹こそふさわしいと思っていたのだが……
感想・レビュー・書評
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図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
19世紀イギリス。令嬢オーガスタは友人の日記をとり戻すため、ある貴族の田舎屋敷に滞在していた。友人はその日記のせいで脅され、結婚を無理強いされているのだ。ハウスパーティの夜、隠し場所である図書室に忍び込んだオーガスタだったが、そこへなぜか同じく屋敷に滞在中のグレイストン伯爵がやってきて、捜索を手伝ってくれた。伯爵は評判の堅物で、花嫁探しのための“貞節な”女性のリストを作成していると噂されていたが、ヘアピン1本で難なく鍵を開けてみせた。意外な姿に驚くオーガスタだったが、その後さらなる衝撃が待っていた。日記を友人に返して数日後、かねてから伯爵の花嫁候補と噂だった美人の従妹ではなく、自分との婚約が新聞に告知されると聞いたのだ。オーガスタは結婚は承諾したおじが勘違いしたのだと思い、取り消そうと決意するが…。無鉄砲な令嬢と謎めいた伯爵。ふたりの恋の行方は―?
オーガスタがあんなにけなげになるとは思わない前半。
結婚しないから、っていう自由さよりも、知的に賢いから行動が大胆になっていたんだろうな。
ラブジョイって最初っからうさんくさいんだけど?
ハリーが娘をがんじがらめにしていたことを素直に求める辺りが微笑ましい。
それにしても、夜中人のうちの書斎、それも暗がりで鉢合わせって、このエピソードの作り方はおもしろいなぁと思うのでした。
Rendezvous by Amanda Quick詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書室とかおまるとか、訳がいまいち