パンクティーンエイジガールデスロックンロールヘブン 1 (バンブーコミックス)
- 竹書房 (2017年1月30日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (130ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801957404
感想・レビュー・書評
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奇数月の末に出る、まんがライフSTORIA
宮成楽先生や美川べるの先生、おにお先生など実力者のショートが掲載されている、実に好い漫画だ。欲を言えば、毎月出て欲しいくらい。毎月が無理めなら、連載もしくは読み切りの本数を増やしてほしい
そんなまんがライフSTORIAで一番に面白いと思う作品は個々で違うので、そこは脇に置いておくが、個人的に毎号、最も楽しみにしているのが、この『パンクティーンエイジガールスロックンロールへブン』だ
これが掲載されているから、定期的に購入している、と言っても過言じゃない。もちろん、青木U平先生や平尾アウリ先生の作品も面白い
内容は、ハトポポコ先生らしい、エッジの効いた微炭酸の毒系
ロックかどうかは別として、ノーマルじゃない
『平成生まれ』シリーズや『けんもほろろ』など強烈な作品を量産しているハトポポコ先生。あくまで、個人的な印象に過ぎないが、この『パンクティーンエイジガールデスロックンロールヘヴン』で一皮剥けたな、と感じた
系統的にはかなり違うが、若井ケン先生の『女子かう生』や、迂闊先生の『のみじょし』、そんで、鈴木健也先生の『おしえて!ギャル子ちゃん』のように、仲のいい女子キャラ三人がワイワイやる内容が好きな漫画読みは確実にハマれる。まぁ、ハトポポコ先生の笑いのセンスがドンピシャかは別だが
全体的にボケとツッコミのバランスが良く、ごちゃごちゃ考えずに笑い転げられる。深さがあるに越した事はないが、たまには頭が空っぽになるくらい笑える作品を読むのもいい
お気に入りのキャラは、何と言っても、この作品で最強であり、なおかつ、リアルにロックな人生を地で行き、他の二人、ヒロミとハナコのエセロッカーをぶっちぎってるアキコ様だ。もちろん、彼女の良さを活かしているのが、ヒロミとハナコのダメっぷりである事を否定する気はない。この三人でこその、『パンテクティーンエイジガールデスロックンロールへブン』だ
どの回も笑いが止まらなくて困るほどだが、個人的に好きなのは、ぶっちゃけ、週刊ヤングジャンプの増刊、アオハルに掲載されたプロトタイプ。かなり絵柄は違うけど、むしろ、毒は強い、ストーリー形式よりも。なので、本編を読んで慣れてないと、ちょいキツい
この台詞を引用に選んだのは、アキコ様のロックっぷりが如実に出ているから、それ以上の理由はない・・・まぁ、あえて捕捉するなら、その手のポスターに起用されそうだから?詳細をみるコメント0件をすべて表示