- Amazon.co.jp ・マンガ (129ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801969780
作品紹介・あらすじ
見るだけで服のサイズが分かる異能、果物の旬が分かる異能、蚊を一撃で倒せる異能など、この世界では誰もが取るに足らない「異能」を持っている。
主人公OL・星野は、書類を崩さずに詰める異能と、あともう一つ、人には言えない異能を持っていた。
それは他人の異能が分かる異能。そしてしょっちゅう風邪を引いている同僚の藤原に、超レアな不老不死の異能があると分かり!?
ちょっぴり変わったオフィスを舞台に繰り広げられるSF(すこし不思議な)異能力オフィスコメディ!
感想・レビュー・書評
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狙ったカードを一発で引ける異能羨ましすぎでしょ!!(※本筋とはまったく関係ない感想です)
ゆるっとほっこり日常かと思ったら、お仕事描写はちゃんと会社員が読んで共感できるていねいさ。
「一般的な日本の企業で起こる出来事、そこにちょっとした異能が絡んできたら……?」みたいな面白みがある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人的にツボだったのは「相手に韻を踏ませる」異能。「しりとりがめちゃくちゃ苦手」だなんて、ニッチにもほどがある弱点……
しょうもなさにも二通りあって「すごいけど役に立たない」と「地味だけどすごく便利」、いずれにせよ争いには馴染まない。折り合いをつけて日常に溶け込んでいる様子がリアル。「不老不死」とか出てくるのに。
競争社会への皮肉が込められているのか、そうでもないか。「才能とは」「自分らしさとは」「長所を活かす仕事とは」について深読みを誘う。 -
記録用(Kindleで読了)
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あざといかな、笑うにもホッコリするにもやや微妙
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ああ〜、しょうもないのに、おもしろい〜。
全人類には検定でわかる「異能」があって
その異能が就職の資格にもなる世界のおはなし。
でも「しょうもない能力」だから(笑)
世界征服できるとか、そういうのじゃないの。
例えば主人公・星野は「書類を崩さず置ける能力」
(と実は「他人の異能がわかる異能」も)
同僚の方々の「誤字脱字がわかる能力」とか
「カロリーがわかる異能」は実生活の役に立ちそうですが。
一番すごいのは「不老不死」の藤原さんだけど
検定嫌いなので自分の異能を知らない。
まさか、こんな設定でオフィスものが楽しめるとは!