読み終わった第一声、「好き」。こういうの読みたかったなあ、と。誰もがしょうもない能力、ちょっとした異能を持つ世界で繰り広げられるコメディ。ちなみに主人公星野さんの能力は「書類をきれいに積み上げることができる」。星野さんの会社は、異能と職務を特にリンクさせない方針。社長いわく「後天的な努力も評価したいから」と。そこへ社長の弟が乗り込んで、異能コンサルを連れてきて社内を引っ掻き回すが…と。超能力系のストーリーだと、超能力正義!超能力絶対!みたいなことが多いけど、それ以外のことももちろん大事だよてのが底にかんじられてあたたかい。ちなみにわたしのしょうもない能力は、「どんなにお腹がすいてなくても、お店に向かう途中に、猛然と食欲がこみ上げてきて、店に着いたら美味しくいただける」です。
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- 感想投稿日 : 2020年7月12日
- 読了日 : 2020年7月12日
- 本棚登録日 : 2020年7月12日
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