- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784802401357
作品紹介・あらすじ
読者からのリクエストが多くあったという「ご利益・ご褒美」
参拝セットで、各地の神社仏閣パワースポットを巡ります。
感想・レビュー・書評
-
最近「熱田神宮」を訪れ、検索していたら本書に行き着いた。
よし、次は「豊川稲荷」に決定!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
借りたもの。
もっと参拝を楽しむために、そして参拝後のお楽しみを桜井識子さんが紹介したもの。
写真などを多用しヴィジュアル的にキラキラした、よくあるガイドブックとは全然違う。それが良い。桜井識子さんの紀行文としても読める…かも。
九州では秀吉公と所縁がある加藤神社では清正公に会い、秀吉公の話を聞く。(言及はされていないが、おそらく駒姫の悲劇などに代表される)晩年の汚点があれど、その偉業は大きかったと語る清正公。
熊野皇大神社の眷属(使者)ではない、主神のヤタガラス。
日光山温泉寺はすべての人を救おうとする薬師如来様の濃密な波動があるお湯。疲れがすっきり取れるそう。
足利織姫神社では、遷宮される前の古墳時代、失脚させられ歴史から存在を抹消された皇族が神様になっていた‼その神様から語られる、波乱万丈で復讐を考えるも次第に土地の人間との交流の中でその土地の人々を大切にし発展させようという思いに至ったという……名士。
冠稲荷神社は悪縁を断つ!!
熱田神宮にはヤマトタケルのモデルとなった方が神様になっていた。ご神体のあの剣…ヤマタノオロチから出てきたのは創作だが、剣は実在。霊力や神様が宿れるのは諸刃の剣限定らしい。その霊力は日本のために使われている。
興味深く読んだのは「狸の神様」に関する章。
同著『神社仏閣は宝の山』( https://booklog.jp/item/1/4802400195 )で、根津神社ではお稲荷さんに化けていた狸の神様……同著『東京でひっそりスピリチュアル』( https://booklog.jp/item/16/31342274 )上野東照宮で祀られている御狸様。大奥で暴れたという。
『東京でひっそりスピリチュアル』でも狸の神様は温厚系だと書かれていた。そして四国で会議をしているという。今回はその四国に赴かれている。
お稲荷さん(狐)は日本全国に沢山あるのに、何故、狸の信仰は少ないのか?
数が全体的に少ないのも理由らしい。
お稲荷さんは悪いことをする人には「勝手にすればよい」と放置(その代わりご利益をくれないお稲荷さんもいらっしゃった様な?)するけれど、狸の神様は人を真っ直ぐに生きてほしいと喝を入れる。
力のある狸の神様なのに、主神として祀られる事にこだわりは無いという。
寧ろ信じてもらえないらしい……狸の神様って、昔からある信仰は少なすぎて……
狸の神様の山(久万山?)では、狸の神様のお話が楽しそうだった。
得意な事は物事を「円満」にすること。 -
こちらも読んでました。
関東編は主に北関東で、なかなか行く機会がないかな...。 -
金の中表紙?豪華でいいですね。
たぬきの神様!!なんか可愛らしい。 -
【動機】著者の本が好きだから
著者が神社仏閣を訪れるたび、どんどん新しい情報が得られていて、そしてそれを本にしてもらえて、毎回楽しく読んでいます。
各神社の印象や現地で見られたことなどが書かれている本書も、きっと何度も見返したくなることと思い、★5。