アイム・フラッシュ! (Linda BOOKS!)

  • 泰文堂
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803003536

感想・レビュー・書評

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  • 俳優のイメージで読み進めた。キーワードの一つとなっている海、沖縄、光などの世界観を味わうのには本だけじゃ物足りない気がした。映画もぜひ観たいと思う。

  • えー・・・さっきいっぱい書いたのに。
    全部消えちゃった><

    「ルイは新野に殺されたいと願っている」という認識のもとに書く感想。
    そこから違うって人はもうわたしの感想は的外れになるはずなので、
    読まないほうが無難。

    惹かれあうふたり、らしいけど全くひかれあっているように見えない不思議。青い春では見事に描かれていたのに。

    藤原竜也の認識がどうだったのか気になる。
    新野とルイは対等だと思って演じていた?
    そうだとしたら、そこにわたしの見方とと藤原竜也の演技に違和がうまれる。
    それがちょっとイマイチだった原因じゃないかと想像する。

    ほんの少しだけでいい。
    ルイが新野を『唯一殺せる存在』として、特別な視線や仕草、語調、そういうものをみせてくれさえしたら、もっと違ったものになった。

    藤原竜也は素晴らしかった。さすがとしかいいようがない。
    存在感、会話の間、動く姿、観る人をひきつける。
    でも上に書いたそれだけが不足していた。
    これを不足と考えるか、不要と考えるか。

    不足だと思ったわたしには物足りなかった。
    残念だった。

  • 栄パルコセンチュリーシネマにて映画を。

    豊田利晃は「青い春」が好きだった。しかしあの映画の完成度は原作の強さによるものだったと、これを見て思い知らされた。

    男のがちゃがちゃしたチバユウスケ的なかっこ良さを豊田利晃はとてもよく理解はしていると思う。青い春もテーマがミッシェルだし今回もエンディングでチバが吠える。

    新興宗教の描写がどうしてもチャチなものになってしまっていた。園子温の愛のむきだしもステレオタイプな新興宗教を描いていたがあちらのほうがまだ深みが出ていた。この差はなんだろう。予算もそれほど違うとも思えない。今作はダイバーを雇うのに金使いすぎたか?

    青い春で見たように今作にも光るものはあったと思うけれど、どうしても映画としての完成度・作り込みの弱さが気になってしまった。

    最後の晩餐のシーンの聖堂での銃撃戦は少し良かったと思う。

    水原希子の使い方が惜しい。

著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。1991年、阪本順治監督の『王手』の脚本家として映画界に登場。その後、阪本順治監督『ビリケン』(1996年)の脚本を手掛けた他、演劇部隊や劇画の原作なども手掛ける。1998年、千原浩史(千原ジュニア)主演『ポルノスター』で監督デビュー。その年の日本映画監督協会新人賞を受賞する。2001年に初のドキュメンタリー映画『アンチェイン』を監督。2002年には人気漫画家・松本大洋の『青い春』を松田龍平主演で映画化し、大ヒットを記録。ドイツのニッポン・コネクション映画祭で観客賞を受賞。2003年『ナイン・ソウルズ』、2005年、直木賞作家角田光代の原作『空中庭園』(主演:小泉今日子)を監督。2009年『蘇りの血』(主演:中村達也)、2012年『IM FLASH!』(主演:藤原竜也、松田龍平)、2014年『クローズEXPLODE』(主演:東出昌大)を監督。2015~2016年舞台『怪獣の教え』を演出。2018年『泣き虫しょったんの奇跡』(主演:松田龍平)、2019年短編映画『狼煙が呼ぶ』を監督。2020年ドキュメンタリー映画『プラネティスト』が公開。

「2021年 『7.24映画戦争2019-2021』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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