- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784804716305
感想・レビュー・書評
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2時間ぐらいで読み切る。
内容的には、エビデンスに基づかず、ステレオタイプな記述が目立つ。また、40歳の意味は、レヴィンソンの言葉からそのままの引用で、著者の独創性に乏しい。さらに著者の経験談の披露に至っては、自己受容できていないのでは?と疑問がわく。
以上のことを差し引いても、匿名の事例やユング、フロイトの例などは興味深く思えた。これらの事例だけなら読む価値あり。 -
読み始めても
なんとなく先に進まずに途中で投げ出してしまった本…
どうも好きになれなかった -
30代はまだ未熟。孔子は言った。「30にして立ち、40にして惑い、50にして天命を知る」
リストラで一番うろたえるのは30代。
30代は技術を磨け。
転機は30代にやってくる。 -
04046
40代以降、成熟に向かうには、その手前で精神的危機を越えることが必要だと説く。
04047 こころの時代に/木村治美
07/01
※再読 -
永遠の乙女を自称している私にこんな本は必要ないハズですが、なぜか手にしてましたw
40歳はともかくもメンタル的な危機に陥りやすい時期だそうです。
そうだよね〜
ちょっと前までは、「人生50年〜下天のうちをくらぶればぁ〜」
なーんて、人生のリーチがかかった歳。
本能がそうやすやすと、その感覚から開放してくれるワケがありません。
フロイトもユングも40歳の危機を乗り越え、あの理論体系を構築した話には大いに励まされました。
人生、万に一つのムダもないって事ッスね^^ -
■目的
「ほんとうの大人」とはどういうものかを知る。
■本の内容・特徴
自分の人生を自信をもって納得のいくものにするために。
精神科医の立場から、心理的にも社会的にも成熟した「ほんとうの大人」になるために必要なことについて。
■感想
暴走しがちな30代をいかに過ごすかがカギになるようです。迷いが生じている人には、これからの人生をより良くするために、今一度自分を見つめなおす機会が得られる本だと思います。
世間の常識や自らの経験など全体のバランスを考えて、判断を下すという「バランスを見る視点」。仕事、家族、体調、人脈、人間関係など、さまざまな角度から、自分のやるべきことを判断すること。
自分の能力を客観的に受け止めて、地に足をつけた生き方をしなければいけない。
■メモ
<3つの課題>
1) 成人期という発達期を完全に終わらせる。
この時期の自分の生活を省みて、自分のやってきたことを再評価すること。
2) 中年期の開始に向かって、一歩を踏み出す。
現在の生活の不満足な側面を修正し、新しい選択を試みること。
3) 人生の後半への突入によってもたらされた大きな心理学的な問題を解決する。
若さと老い、男性性と女性性のような重要なテーマの意味を探り、自分の現実的な姿を受け入れ、新たに自分自身の正解を形成すること。
・『ユング自伝』 『死者への7つの手紙』 ユング -
2007/2/4