ノルウェイの森を語る

著者 :
  • 沖積舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806047421

作品紹介・あらすじ

1対1の男女関係はなぜ困難なのか、男/女関係において逃れられない身体のアンビバレントな存在意味など、"ノルウェイの森"のアポリアを徹底討論。

感想・レビュー・書評

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  • 男性共同体に女性が一人。男性が女性をもう一人の男性に残して自殺してしまう。漱石のこころを連想する。構造的に似ている。男性ジェンダーの生き難さ。
    ワタナベの視点から永沢の生き方っていうのはまともじゃない、この男はこの男なりの地獄を抱えて生きているのだ、その心は孤独な陰鬱な泥沼の底でのたうっていた。
    やっぱりなぜあそこでキズキは自殺したのかな?という疑問は残る。

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