図解孫子の兵法を身につける本: 2時間でわかる 戦略学の永遠のベストセラー
- KADOKAWA(中経出版) (1999年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806112396
感想・レビュー・書評
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孫子の兵法を、近代とかの戦争になぞらえて解説してくれる本。
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西宮図書館で借りる
SSD -
ゴルフのコース攻略に役立つかと思って読んだが、期待していたものと違った。図解が図解になっていず、意味不明。それでもいくつか役にたちそうなものもあった。「善く戦う者は勝ち易きに勝つ」(戦さ上手は、勝ち易い機会をとらえ打ち勝つ)「智者の慮は必ず利害に雑う」(知恵のあるものは、つねに利と害について考える)「廟算して勝つ者」(十分な計画を練り、準備万端で勝つ者)「利に合えば而ち動く」(君主は有利なときだけ行動する)「成功の衆を出ずるは先知なり」(戦果を挙げられるのは、敵の状況を事前に察知できるからである)「始めは処女のごとく」(はじめは状況を生還・俯瞰し、戦機が来たら攻める)
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チャート図も見やすく、具体的な戦史を取り上げ解説しているので個々のパートだけみると確かにわかりやすい。じっくり読むと2時間では終わらない。歴史の勉強にもなる。
但し、各兵法への当てはめ・戦史解釈には著者の主観・偏見も入っているかもしれないし、都合のよい歴史的事実だけをピックアップしてしまうと、一見役立つようにも見えるが、そもそも孫子の兵法自体が矛盾に満ちているし、例外も無数にあると思われるので、なんでも鵜呑みにするのも問題があるように感じる。 -
孫氏の兵法に興味があり、わかりやすいかと思い読んだが、あまり参考にならなかった。
自分の理解力が足りないのか、はたまた、作者の意図が入っているのかわからないが、「孫氏の兵法」自体に矛盾があるように感じてしまいました。
また、歴史的戦史に結びつけているのでわかりやすかとおもいきや、かえって主題がわかりにくいことになってしまいました。自分の理解力不足のためかも知れません。 -
中学くらいに読んでとても影響を受けた本。
中身は大したことないが、わかりやすいし、文体もとっつきやすい
古今東西の戦史や戦略を抜粋しているので、歴史に興味を持ち始めた人にいいかもしれない。 -
孫子から名文を抜粋して、中世〜近代戦争の実例を参照しながら解説している書。抜粋で原文もないので、孫子そのものを深く知りたい人には向きませんが、視点としては興味深いと思います。