- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806124498
感想・レビュー・書評
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ベン図やフローチャート図など考えを整理するために必要な図の
使い方と使うべき場面を丁寧に教えてくれる本。
普段、何気なく使い分けていたが、「こういうときはこの図」ということを
明確に示してくれているのでとても分かりやすい。
入社後、3年程度たった社員に教えるときによさそうだ。
今までは「図を使え」と漠然と指示するだけだったが、どの図を使えば
よいかの指導がしやすく、社員も具体的に理解できそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
5つの図(ツリー図、ベン図、マトリックス、点グラフ、フロー図)で考えを整理しようという本。
図解できるということは、自分の考えが整理できたということでもある。 -
図解表現と、自分の考えを整理する技術を学びたくて購入。
薄くてカラーで、わかりやすくまとまっている。
その分、さらっと読めすぎてあまり記憶にひっかからなかったので、同種の書籍と合わせて何度も開いて少しづつ、実際使って
覚えていこうと思う。 -
5つの基本図によって、状況の把握と対策の検討ができる。
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ツリー図・ベン図・マトリクス・点グラフ・フロー図を活用して自分の考えを整理しましょう、という本。
実際には「状況を的確に理解するための図解」と「対策の検討のための図解」の二本立て。例も豊富で、図に至るまでのステップも書かれており、わかりやすい。まとめページで発散思考(ラフスケッチ、似たもの探し・違い探し)と終息思考(清書段階)で図解していく流れも示されていますが、状況別に「それならこの図をこういう風に使う」と示されているのが使いやすそう -
ツリー図、ベン図、マトリックス、点グラフ、フロー図の5つの図を使い分けて、問題や課題を分析し、解を得る方法が解説されている。
第1章 図で考える習慣をつけよう
第2章 5つの基本図で問題を明らかにできる
第3章 的確に状況を把握する
第4章 対策方法を検討する
第5章 実際の現場ではこう活用しよう
分析対象の要素別に用いるのに適したフロー図が巻末に綴じ込まれている。すぐれもの。これがあれば、一目で状況に応じて適した図、対策方法に応じて適した図を簡単に選択できる。わからなくなったら本文を見ればいい。
ワイド新書版で130ページほど。見開きの右側ページは図。カラーでよりわかり易い提示の工夫。販売、企画、開発、生産とさまざまなビジネスシーンでの問題、課題を例題として解説。
とはいえ、図を作る以前に、問題の要素を洗い出し、分類する分析力を持っていることが前提。その辺のやりかたのこつとでもいえる解説が第5章に。現状把握と対策検討を通して考える際のポイントが。
ハンドブックとして手元に置いて図を使って考えをまとめる方法を定着させたい。
表紙の「こんがらがった自分の頭をすっきりさせる本!」にがっつり囚われた。『夏の終わりのト短調』に似たような台詞があった。「こんがらがった頭の中の糸を誰かすっきりほぐして」とかなんとか。『夏の終わりのト短調』を読んだ当時、「ほんと、ほんとに誰かほぐしてくれたら」って思い、そのまま人生が20年以上経過している。読まずにはいられないだろう。
よく練られた構成だ。とはいえ自分になじみのない例題は読み解くのに苦労した。しかしそういうところは軽めに流して、卑近な問題にフォーカスを当てて読んでいくと、よし!という気になれる。お気に入りの例題は残業続きの原因は自分の仕事のやり方に無駄があるためではないかと考えて「時間がない」病から脱却を図るというもの。「書類がみつからなくなり、よく探す」とか「文具類などもなくなることが多く、探す手間がかかる」なんて、ほんとにシンパシー。こんな例題が考えられるとは三菱総研所属の超エリートな著者の周りにも私みたいなこんな人がいるということなのだろう。 -
巻末の付録に、『5つの図の使い分けシート』が用意されており、この本を一通り読んだ後はそちらの1枚のシートを持ち歩けば良い。
ちょっと忘れた部分はまた本を読み返せばいいので、『使う・続ける』ことに対してとても前向きに、そして真摯に取り組んでくれている作者の意向が感じ取れる。
もう一冊、練習帳と称された『5つの図』の使い分け問題集も出ているが、巻末のシート1枚で十分に練習できる。
一冊では不安に感じる人は是非買ってみても良いと思う。
とにもかくにも、考えが纏まらずにぐちゃぐちゃっとなってしまい、結局まとめられず損をしている・・・そんな人たちにとっての素晴らしい本である。 -
5つの図で全てまとめるという単純な方法を提唱されているので、理解しやすい内容だった。
参考程度に把握しておくにはいい本かもしれません。 -
まずは、登録!