もっと知りたいミュシャ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
- 東京美術 (2007年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784808708320
作品紹介・あらすじ
女優サラ・ベルナールとの衝撃的な出会い、友人ゴーギャンとの関係、ベル・エポック、アール・ヌーヴォー、そして…。祖国とすべてのスラヴ民族の喜びと悲しみに思いをこめて後半生のすべてをかけて描いた大作『スラヴ叙事詩』全20点を紹介。150点以上のカラー図版で、画家の生涯をたどる。
感想・レビュー・書評
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ミュシャは34歳の時、運よく舞い込んできた仕事・舞台『ジスモンダ』のポスター制作を手掛けたことをきっかけに一躍注目され、人気画家となります。植物を擬人化したかのような華やかで柔らかな曲線美が印象的な『四季』シリーズや『花』4部作を始め、“ミスター・アール・ヌーヴォー”と呼ばれるほどその才能は多くの人々を虜にしました。人気絶頂のなか、50歳でパリから祖国プラハへ。彼が自身の後半生すべてを捧げて描いたと言われる《スラヴ叙事詩》も全解説付きです。
年齢による時系列順で整理された本作は図画を中心に全編カラー100頁ほどの解説書なので、軽く予習するには十分な一冊かと思います。
…という前知識を得たところで、公開中のミュシャ展へいざ出陣。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2019年7月25日読了。
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□アール・ヌーヴォーの代表的な画家として、また優美な女性像で人気のミュシャ。貧しい下積み時代、パリでの劇的・伝説的な成功、50歳で祖国に帰ってからの活動など、信念を貫き通して制作を続けた一人の画家の真摯な姿をたんねんに追っていく。
□特に、後半生のすべてを捧げた20枚の大画面からなる《スラヴ叙事詩》は、民族の団結、統一、自立を切望する画家の積年の思いから生まれた畢生の大作であり、本書では日本で初めて全点をオールカラーで紹介する。華やかなパリ時代のミュシャとは違う、祖国愛に満ちた“もう一人のミュシャ"の姿を知ることができる。(アマゾン紹介文) -
(個人的メモとして:感想・考察は以下の個人ブログに記載
http://blog.livedoor.jp/saboly/archives/2258990.html
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ミュシャ展の事前学習として
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装飾的できれい。展覧会に行く前に予備知識を得ようと読む。
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このシリーズは色がきれい。
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長崎県立美術館で開催されていたアールヌーボー展で購入。
ミュシャの絵は好きですが、人物は知らないなと思って買ってみました。
まだ絵を見ただけで、内容を読んでいない…
[2010年2月27日購入] -
■未購入
・立ち読み
・分かりやすく、まとめられていると思う