クリムト作品集

著者 :
  • 東京美術
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本棚登録 : 96
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784808709761

感想・レビュー・書評

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  • ウェイリー版の新訳源氏物語の表紙絵はどうやらクリムトでまとめられそうで、だとしたら続刊の表紙絵はどの作品になるか予想するつもりで手に取りました。「接吻」のように、装飾的・デザイン的・平面的な作品だけでなく、画風の幅は広く、クリムトが見せる顔は多彩です。オーストリアでは、クリムトは独立峰のような存在ですが、日本に生まれていたら影響の大きさは違ったでしょうね。

  • クリムトは金ぴかできれいですきだと思ってたけど
    こんなに絵が上手かったのか〜!とビックリ

    お花がかわいい

    表情がえろい

    赤ちゃんかわいい

    美少女な絵もすてき

    クリムトいいなぁ
    この本いいな!

  • 『接吻』の金ピカキラキラ装飾で平面的な絵のイメージがあったが、初期は立体的で写実的な作品も描いていたということが分かった。
    世紀末ウィーン、ファム・ファタールといったワードにはついつい心惹かれてしまう。
    ウィーン大学講堂天井画の悲劇が印象的。

  • クリムト好きなのでもちろんこれも素晴らしい本です。
    が、これより小さめの『クリムトの世界』という画集のほうが濃厚で面白い。

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著者プロフィール

千足伸行(せんぞく のぶゆき)
美術史家、成城大学名誉教授。1940年東京生まれ。東京大学文学部卒業後、TBS(東京放送)を経て国立西洋美術館に勤務。1970〜72年、西ドイツ(当時)政府給費留学生としてミュンヘン大学に留学。主にドイツ・ルネサンス美術を学び、帰国後、国立西洋美術館に復帰。1979〜2011年、成城大学に勤務、現在は広島県立美術館館長。ヨーロッパ近代、特に世紀末美術を専門とし、多くの展覧会も企画。編著書に『世界美術大全集 西洋編』『アールヌーヴォーとアール・デコ』『交響する美術』(以上、小学館)、『もっと知りたいクリムト』(東京美術)、『隠れ名画の散歩道』『ゴッホを旅する』(以上、論創社)など多数。

「2021年 『画家たちのパートナー その愛と葛藤』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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