- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784811320670
感想・レビュー・書評
-
ウルグアイのムヒカ大統領の国際会議での演説
本当に国民のために 給料を削って、自分でポンコツの車を運転している姿をTVで観ました。
そんな人だから言える 真の世界の人々を想う演説は胸に迫ります。
最近世間を騒がしている 東京の偉い人に聞かせてやりたい。
せめて 自分の給料で家族サービスしようよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「貧乏とは、少ししか持っていないことではなく、かぎりなく多くを必要とし、もっともっとほしがることである」
-
身につまされるわ…何が、自分にとって必要なのか、時に考えるべきね~
-
「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に欲があり、いくらあっても満足しないことです。」
人類の幸福とは何か、深く問いかける絵本。
全く同じことを考えていた。
モノが手に入るのが、買えるのが幸せなのかと。
求めれば求めるほど虚しくなるのではないかと。
それを改めて考えさせてくれる絵本。 -
子供に読ませたい本
-
小学校の学級文庫にでもそっと置いておきたいと思うような本でした。子どもたちに読んでもらいたい。絵もかわいい。
-
資本主義のネガティブな面を考えさせられた。例えば美容ひとつとっても、昔はヘアカットとせいぜいパーマ、庶民はエステなんかには行かなかった。でも、今は、ネイルにまつ毛パーマ、ヘアカラーも当たり前、脱毛サロンに、エステ、マッサージと、あとどこいじるんですかってくらい、体中にお金がかかる(わたしはかけてませんけど)。消費者の側が、髪の毛に色を入れたいとか、フェイシャルエステしたい、って思ったわけじゃなくて、たぶん、ひとりのお客さんからもっとお金をもらうためにはどうしたらいいか、考えた企業側が広告などで演出して今のようになっているんだと思う。
みんながキレイになれて、企業も儲かってハッピーなんだけど・・・でも、このクルクルのゴールはどこなんだろう?って時々考えちゃう。
私たちは、この世の中の経済を発展させる歯車になるためじゃなくて、幸せになるために生まれてきたんだから、今一度立ち止まってみんな考え抜く必要があるとは思う。ただ・・・それは・・・すごく難しい・・・。
そしてこれは絵本だけど、子どもに読ませたいか・・・っていうと、そうでもないかなあ。子どもには、もっとほしいとか、がんばって何かを手に入れたいとかそういう欲望を抱いてほしいなあと思うので、個人的にすごく感動したけど、絵本という形態であることで星4つ。 -
貧乏とは少ししか持っていないことではなく、
無限に欲があり、
いくらあっても満足しないことです。
2012年、地球環境について話し合う国際会議でのムヒカ大統領(ウルグアイ代表)のスピーチを、わかりやすく訳してある絵本。
子ども向けですが、大人にもぜひ読んで欲しい。
水不足や環境の悪化が危機の原因ではなく、
自分たちが目指してきた幸せ、築いている社会に原因があり、
それを見直す必要がある、とムヒカ大統領は問題提起をしています。
利益を得るためにモノを作り続ける社会では、環境問題は解決しない・・
消費し続けなければ循環しない社会の中で、わたしたちはほんとうに幸せになれるのか?
生き方について問う、とても良い本でした。-
だいさん。
コメントありがとうこざいます!
たしかに、子どもはなにを感じるんでしょう・・理想ばかり押し付けるのは大人のエゴでしょうかね。...だいさん。
コメントありがとうこざいます!
たしかに、子どもはなにを感じるんでしょう・・理想ばかり押し付けるのは大人のエゴでしょうかね。
2015/09/10 -
e_c_o_nさん
こんにちは
満足(足るを知る)ことは、大切だと思うので、子ども本人が分かるといいですよね(押し付けじゃなく)。
...e_c_o_nさん
こんにちは
満足(足るを知る)ことは、大切だと思うので、子ども本人が分かるといいですよね(押し付けじゃなく)。
(自分の利益ばかりじゃない)
倫理や道徳については、家庭(教育)での涵養が必要なのかな?とも思います。2015/09/12 -
だいさん。
「足るを知る」良い言葉です!
わたしも、日常のなかで、そういったことを子どもたちに伝えられたら素敵だと思います。
だいさん。
「足るを知る」良い言葉です!
わたしも、日常のなかで、そういったことを子どもたちに伝えられたら素敵だと思います。
2015/09/14
-
-
2012年にウルグアイのムヒカ大統領が、
世界環境会議のようなもので行った
スピーチの言葉をわかりやすく訳した絵本。
もはや、地球の敵は私達人間の
より良く生きたいという欲望であり、
それは留まることを知らない。
豊かになる程もっと欲しがるのだから。
「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に欲があり、
いくらあっても満足しないことです。」
(本文より引用)
普通に自分に出来る仕事をし、
食べられること、
家族や友人と笑い合えること、
自然の恵みを喜ぶ毎日
それが一番幸せなのではないか?
便利で豊かになる程、
忙しくストレスが溜まり、
お金の為にやりたくないことばかりに時間を費やしてはいないだろうか?
それでは、一体何の為に生きているのか?
今一度考えてみたい。と思わせる一冊。
小学生でも高学年なら、受け止め、考える事ができたようでした。
読み聞かせも。(12分)