マギの聖骨 下 (シグマフォース シリーズ)

  • 竹書房
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本棚登録 : 651
感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812490044

感想・レビュー・書評

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  • まるっきり映画だこれは。
    いかにもアメリカ製のムーヴィーよろしく、スピード感あふれる展開、そしてその中でめまぐるしく交錯していく登場人物たち。
    作品としては、どうしても「ダ・ヴィンチ・コード」を想起してしまう部分があるが、さらにアクション性が強められている感じ。
    テーマがテーマだけに、主にキリスト教文化に根付いた様々な知識や見解が作中で披瀝されているが、なにぶん不肖私は無宗教の日本人であるから、理解しきるのはなかなか難しいところもあり、京極堂の衒学的な長広舌を聴くのと同じようなわけにはいかない。
    とはいえ、読者を飽きさせることなくストーリーは進められているから、楽しく読了することができた。
    次作以降も読み続けるかどうかは、ちょっと思案かな。

  • とても読みやすいド派手アクションミステリ。
    アメリカの科学兵士?の精鋭がヨーロッパを舞台にマギの聖骨の謎を解く。

    ハリウッド映画のような大爆発や虐殺盛りだくさんで、さらに描写も映像的。
    なので、さくさく読めて楽しい。キリスト教についての知識も小説の中でうまく解説されてるので予備知識なくても全然平気なレベル。

    優秀な兵士の中でも頭の良い者たちを集めて科学者としての知識を叩き込まれたシグマの精鋭達。
    設定の意味が薄い気もするけど、面白かったのでいいかな。

    頭休めに読むにはとても良かった。シリーズらしいので他も読んでみたいと思います。

  • 全体的にサスペンスアクション映画の様で面白かった。次回作に期待。

  • 著者はインディージョーンズ クリスタルスカルの王国のノベライズ化もしているそうだが、本書はまんまインディージョンズ(笑)。
    分刻みの場面切り替えがややうっとおしくは感じました。

  • 著者はインディージョーンズ クリスタルスカルの王国のノベライズ化もしているそうだが、本書はまんまインディージョンズ(笑)。
    分刻みの場面切り替えがややうっとおしくは感じました。

  • 残虐なシーンに気をとられて、ストーリーがつかみにくかった。

  • 事実、発見に基づいているという記載があるものの、どこまで信じていいのやらという疑念と、スケールがでかすぎて想像できない部分もあったが、勢いがあっておもしろかった。とにかく、ヴィゴー叔父貴がすごい。

  • 2013/12/02【古】400円

  • 海外ドラマをモロに彷彿とさせますので、その手のものが好きならお勧め。考古学、科学、特殊部隊。

  • ダ・ヴィンチ・コード的な特殊部隊モノ。
    実にハリウッドテイストな作品で、大規模な舞台設定と仕掛けが冒険活劇感を醸し出している。
    緻密な設定と取材に基いた科学的なロジックが散りばめられており、トンデモっぽいんだけどファンタジーにはなっていない、良いバランス感覚になっている。
    キャラ造形も分かりやすい。
    海外小説にしては(?)キャッチーな人物が多く、馴染みやすかった。
    レイチェル可愛い。

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著者プロフィール

[著]
ジェームズ・ロリンズ
James Rollins
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グラント・ブラックウッドとの共著)は、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。また、少年少女向けの冒険シリーズとして『ジェイク・ランサムとどくろ王の影』を執筆している。
ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
■http://www.jamesrollins.com

「2022年 『セドナの幻日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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