- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813012023
感想・レビュー・書評
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続編。だいすきすぎる。
本を抱いて寝たよ(ちょっと表紙ふやけた詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宝物
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初めまして!
この作品にだけ、ぽつんと残された2文字の重みに、思わず共感してしまいコメントを残させていただきました。本当に、その通りだと思...初めまして!
この作品にだけ、ぽつんと残された2文字の重みに、思わず共感してしまいコメントを残させていただきました。本当に、その通りだと思います。
私はだらだらと語ってしまう性質なので、こんな風にスパっと言い切れるかたに憧れてしまいます・
突然のコメント、大変失礼いたしました!2010/05/06 -
2010/10/21
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私のBL史上これを超える作品はあとにも先にもないんだろうな、と思う。この本を言葉で伝えるのは至極難しい。何も言わずに読んで、この作品をただ感じてほしい。
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書き下ろしに泣いた…
BLは基本的に手元に置かないタイプですが、これは別。手放す気はありません。
BLがどうというよりも、文学だと思う。
他のBL本だったら旦那様がぺらぺらやっていたら全力で阻止しますが、この本ならどうぞと渡します。
マリさんが好きでした。 -
「夏の塩」に引き続き、とても良かったです。二人の関係の落とし所が絶妙。自分自身の人生をきっちり生きることも、好きな人と共にありたいという気持ちも、どっちも大切なんです。他人よりずっと重い人生を背負った魚住を、それでも変に甘やかさない作者の筆の温度が非常に心地よいと感じました。
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約十年ぶりに読み返した「魚住くん」。当時と感じるところが同じのところもあれば違う感想も浮かんできたりするけど、読んで良かった。良かった。
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一人ひとりが、自分の道を歩き始めます。
なんかこう、胸にぽっかりあいた穴って、決してなくなることはないのだけれど、
そして生きていく中で穴は増えていったりもするのだけれど、
同じように、普段の何気ないことからも、幸福みたいなものは生まれてくる。
穴も、幸福みたいなものも、どっちも抱えて進むんだ。
私は魚住君シリーズを読むと、悲しくもあるけど元気になります。 -
夏の塩を読み終わった後で、なんでこっちも一緒に買わなかったんだ!ともの凄く後悔しました。
白いハードカバーに茶屋町さんのイラストが綺麗で、これがBL!?と思って買ってしまった本です。
魚住くんの成長ストーリーということで、ストーリーはゆっくり進みます。
急に好きになって、両思い!とかそんなのではなく、回りの人の不幸せと幸せの話と、ジェンダー論、生と死の話、性別の話とかをごっちゃにして詰め合わせた様な、そんなエピソードと一緒に話が進みます。
登場人物が、また異質。攻めキャラの元彼女と、インド人の血をひく隣人サリームとか、内容と相まって文学的です。
こんな本があるのか!と思う一方、JUNEで連載されたもの、と聞いてやっぱりJUNEすげぇなぁ、とか思います。
ありがちともいえるBLっぽい主人公、攻めに対して、暗いし、重いし、アレ?BL?的な話があったりとか、進展も遅いのでイマドキのBL小説読み慣れてて、軽いの好き!って人には向かないかもしれませんが、私はこれを読みたかったんだ!と思いました。作文的な。 -
「おれはきみに会えるんだね。すごいね」
人が傷つきながら生きていくこと、人と関わること、死と向き合うこと、泣くことができること、信じられる人がいること、解り合えなくても支えてあげることはできることの大切さ、素晴らしさを教えてくれるお話。
不幸をたくさん経験してきた魚住が、苦しみながらも懸命に生きていく姿を母親になった気分で読んでました。ほんとうによかったね、うおずみぃぃ(涙)
何度も何度も読み返したい、一生傍らに置いておきたい本です。 -
夏の塩の下巻です。
やっぱり期待を裏切らない面白さでした。
漸くくっついた二人ですが、久留米がちょっとだけ優しくなって魚住が更に可愛くなりました。
むしろもうちょっと続編希望。