- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813012085
感想・レビュー・書評
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良かったー。良かったけど、最後が読者にお任せされてしまってる感じがあったので☆4つ。
あれはどうなったんだろう・・・。だって、どっちにしろ二人は結論を出さないと追い詰められてる状況なんだから、このまま助かってもまだ苦しいままじゃん!!ってオチになってしまうよ。と思うのですが・・・。
それはさておき、前半がマックスがキーパーソンだったわけですが、後半まさかまさかのヴィクトールの独壇場でしたな!脇キャラくらいかと思いきや存在感バリバリでした。
帝政ロシア後期の情勢の不安定な中、立場の正反対の二人がお互いに憎みきれない相手を憎んで苦しんで、答えを出す話。
とにかく読み応えはすごくあるし、歴史&BL&家族愛みたいな感じですかね・・・。
幼い頃引き離され、軍人VS反体制派として再会した仲の良い双子が大人になって出会って、憎み合い、愛し合う話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
二部作後編。
ラストシーンまでハラハラさせられるとは…。
温いBL作品にはない衝撃のラストは一見の価値あり。
和泉先生は神‼ -
悶えた。ラストギリギリまで辛かったけど良かった。不安な気持ちが残らないでもない。シアワセでいて欲しい!一緒に乗って行かないのかと心臓バクバクした、ヴィクトールの口説き方が屈折しまくりで長いよwww 立場の苦しい心を閉ざすしかなかった人を落とすのは至難の技ってことかな。すごく後を引くなこれ。
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素直に面白かった。結末は衝撃。ほわほわ都合のいいビーエルばかりを読んでるとたまにこういう本を読むと突き放される感覚に愕然とする。けどこういうビーエルを読む為にわたしは腐女子をやっているんだと思う。
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これドラマCDでオチの部分どうなんのか気になる。
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ロシア歴史ものということで、ちょっと抵抗があったけど、
読み始めたら、そんなことは、まったく気にならず、
最後まで、すらすらと読めてしまった。
ラストシーン、あの足音は誰なのかと考えてしまう。
でも、あれは、ユーリであったと信じたい。 -
BL的萌えと文学的ストーリーと、美麗イラストという満足のいく作品でした。
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双子がかわいそうで仕方がない。特に私はユーリ贔屓なのでユーリがかわいそうで。
双子はどうしても一緒には生きられないって感じがひしひしと前巻からあったので覚悟していたんですが、ラストはつらい。