nez [ネ] (SHYノベルス291)

著者 :
  • 大洋図書
4.06
  • (56)
  • (79)
  • (36)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 541
感想 : 46
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813012580

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新シリーズということで購入。最初からグイグイ引き付けられた。まったく正反対な男二人のお話。Hシーンは最後のほうにちょこっとだけで物足りなかったが(笑)話しの流れから今回はコレでOKかなw次回のHシーンに期待w

  • nezってそういう意味だったのですね!思わずニヤリ。読後感は爽快で最後はキチンとお約束のエロもあり大満足…と言いたいところですが、う〜ん今イチ2人に萌えられなかった(。-_-。)
    最後の最後まで二人の気持ちが分からなかった事が原因なのかな。鷹目は途中で自分の恋心に惑わされる描写があるけど、キャラが私の好みから少し外れていて…いやインテリ堅物眼鏡は大好きなのですが、実はお茶目だったり抜けていたりするともっと萌えたのですが。対する燕は最後まで何を考えているのか分からず…私が鈍いだけなのか?
    とはいえ、榎田さんの描く大好きなバディものでテンポよくスラスラ読めて楽しめる。やっと2人の関係が出来上がったところなので、次回はもっと面白くなるに違いない!…と思う。

  • 2013年1月21日読了

    喧嘩ップルなバディものとしては面白かった。
    続刊みたいだし、まだまだ序の口という雰囲気。それでもお互いが「悪くないかも?」と思える所までは来ているので、今後どう転がるかが気になるところ。
    特に千里は能力的にも本能に従わざるを得ないので、そこからどう恋愛に発展していくのか楽しみ。
    鷹目はムッツリなのか肉食なのか分からなさすぎる(笑)今後、鷹目視点で千里を見てみたいなぁ。

    内容的にはそこまで大きな起伏があるわけじゃないので、今後どんな仕事が舞い込んでどんな事件に巻き込まれていくのかな。

  • 面白かった。
    続きが楽しみです。

  • 次巻が待ち遠しい!!千里ちゃん可愛い。鷹目はムッツリだしwデコボココンビの今後が楽しみ!

  • 小説として普通に面白い。ドキドキしながら一気に読み切れました。こんなドラマあったら絶対おもしろいだろうなと思いました。BLでくくられるのはもったいない。H1回これから続編が楽しみ❤

  • 新シリーズ、バディ物。


    攻め:鷹目兆
    受け:燕千里


    観察眼に鋭く冷静沈着、エリートで優秀だがその歯に衣着せぬ正直さで企業で浮いてしまう鷹目と異常に嗅覚が発達している千里が協力して仕事を片づけていく話…かな。


    榎田先生の人物設定は微に入り細に入り、どういう性格か、行動や言動で分かるのがやっぱり面白い。
    名目は相性診断会社だけれど人物の観察などでいろいろな依頼を受ける。
    その依頼内容も面白い。
    やっぱり読ませる作家さんだなぁと感嘆!

    二人が出来たので、今後はそうは言ってもエチ場面や甘い雰囲気が確約されている意味でも安心して読める(笑)

    今後は二人の生い立ちや生き様も小出しに出てきて、どんどん二人の絆が深くなるんだよね!?


    久々に読後感が大満足でした!

  • 面白かった。
    榎田先生の書かれる仲の悪い相棒の言い合いが大好きです♡

    東大を出て公安勤めの経験もあるエリート然とした鷹目
    とCAS(相性診断サービス会社)の経営者の一人で相棒
    になる燕千里。
    千里は女にダラしなく色々だらしないけれど特殊な能力がありました。
    そのお陰で難しい仕事もこなせる訳ですが。
    人より優れているその能力のお陰で鷹目の臭いに反応してしまい
    罵倒していたようです。ちょっと可愛いですね。

    千里の住んでいる汚らしいアパートには下のキャバレー勤めの外人の女達が勝手に出入りしています。
    非情にダラしなく妖しい生活ぶりですね。
    けれど入院中の年寄りの住人の飼い犬やせっぽの世話をしてあげたり何となく憎めない男です、千里は。

    鷹目も思ったよりは優しいし、歯に衣着せぬ言動が今の状況を招いているのですが全く改心する気もない所が良い。

    共同出資者の阿莉と澪も一癖ありそうで、登場人物達も気になります。

    やはり榎田さんは面白い。
    読まずにはいられない。

    しかし、発売してから買うまでに数日の間がありました。
    手に取っては戻しを繰り返してしまったのは、絵です。
    どうも絵柄が好みではなかった。
    しかし読んでいくうちにしっくりしてきたような。
    次巻を読めばまた違う感触がつかめるかも、です。
    新シリーズ、夢中になりました♡

  • 第一印象&相性最悪スタートってのはわりとよくあるパターンだけど、そういうの好き。元公安で正直過ぎる物言いで周囲と馴染まず切れ者なのに出世街道からドロップアウトした残念なエリート鷹目と人並み外れた嗅覚を活かして様々なものの相性を診断するという何だか怪しげな会社を経営する、生活全般、女にもだらしない残念なイケメン燕。
    大嫌いスタートでも、潜在的には実は好みというか、嫌い嫌いも好きのうち的な組合わせはよくあるけど、このふたりはお互い生理的に無理なんじゃね?って感じの、ある意味ステレオタイプな対極の存在。そんなふたりの間に一体どんなケミストリーが生まれるのかジリジリ待つのは読んでて結構楽しい。今回は“匂い”がストーリーのキーになっている。
    榎田さんというだけでそもそもの期待値が高いせいかもしれないけれど、事件のクオリティとかちょっとしたエピソードとかにツッコミどころはそれなりにある。でも私は単純にエンターテイメントとしてさらっと楽しめました。
    普段は冷徹で朴念仁なのにエッチになると豹変するエリート眼鏡ってなんかいいww
    シリーズ化するみたいなので、次も読もっと♪

  • ネ、ってどういう意味なんだろう?って思ってた購入前。

    面白かったデス。
    テンポがよくて、サクッと一日で読めました。

    でも簡単に読めるということは、自分的には若干の不満であったりもします。
    堪能しどころがイマイチない。
    辛口で言うと都合よすぎる。
    軽快さはいいけど物足りない。
    軽く書いた、という感じ。
    そして何となく脇キャラさんがいい感じに配置されている辺りをみると
    シリーズ化を意識してるのかな、とか。

    全体的に安直すぎるのが残念。
    残念な男×2、というよりもちょっと残念な展開の話と言いたい。

全46件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

東京都出身。2000年、「魚住くん」シリーズ第1作となる『夏の塩』でデビュー。以降、多彩なテイストの魅力的なボーイズラブ作品を世に送り出している。代表作としては「交渉人」「漫画家」「Nez〔ネ〕」各シリーズなど多数。榎田ユウリ名義でも「宮廷神官物語」「カブキブ!」「妖き庵夜話」「死神」各シリーズなどを発表し、読者から熱い支持を得ている。

「2022年 『threesome』 で使われていた紹介文から引用しています。」

榎田尤利の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×