0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための
- SBクリエイティブ (2019年8月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815600242
感想・レビュー・書評
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前作「1分で話せ」が好印象だったので期待を持って読んだが、今作も同様にとても良かった。石橋を叩いて渡りがちな人こそ知っておきたいメソッドが体系的にまとめられている。大きく分けると前半は素早く行動するためのコツ、後半は人を動かすノウハウがそれぞれ書かれているが、ビジネスに限らずプライベートでも使える内容だと感じた。伊藤氏はYahoo!の教育部門で学長を務めるだけあって、書いてある内容はとても読みやすくわかりやすい。気軽にサクッと短時間で読めたし、明るく楽しいセミナーを受講したような気分を味わえた。
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筆者は、すぐに行動するためには、①自分なりの結論を着装し、②仮説を組み立て、③自信を持って踏み出す、のが重要だといってます。
①の結論がなければ、自分たちがどちらの方向に進んでいけばよいか分かりません。また②の恐らくこうであろうという仮定を立てなければ意思決定をする際の判断材料が足りず、結論が出ません。結論を出すことができれば、あとは③迷うことなく行動を踏み出すことができるわけです。
結論を出すメソッドとして、結論と根拠をピラミッド状に並べるピラミッドストラクチャーが紹介されています。このピラミッドについては筆者の著書「1分で話せ」でも説明されていました。この思考を身につけると、仕事でもプライベートでも有用なツールとなるなので、是非身につけたいものです。
結論を出すことによって、世の中の誰かの幸せに繋がるという主張は素晴らしいと思いました。自分が何の為に仕事をしているのかを考えたとき、自分のため、お客様のため、社会のために働いていると思うなら、自分なりに仮説を立てて、その仮説に基づいてなんらかのアクションをしてPDCAを回さないといけない。そんなメッセージが込められた本でした。 -
昨日まで読んでたオギュスタン・ベルクの「空間の日本文化」に出てきた言葉や考え方がちらほら出てくる感じで読書がリンクして気持ちよかった。仕事とはまったく関係ないと思って読んだ本も仕事に生かすことはできるという当たり前なことに気づけてよかった。
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ミニコメント
「さあ動こう」「早くやらなきゃ」と思っても動けないのは、心配があったり、自分が納得いっていないから。
気合では動けない、腹落ちして動きたい人のための「高速」で「正しく」動く方法を紹介します。
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1258729 -
たたき台=たたかれ台
このフレーズは良かった -
社会人全員読むべき
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人は言っていることではなく、普段その人が何をしているかを見ている
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自分の軸を持つこと。自分の価値を深掘りして、価値観を理解すること。そうすることで、仕事での判断に迷った時に直感的な結論を出せる。
まずは自分の直感的に従って仮で結論を出すこと。
データはその結論を裏付ける為に使う。データを調べるだけでは結論は出ない。
迷ったら、自分は何のために仕事をしていて、そのためには今の仕事は何に繋がるか?と考えるといいと思う。 -
「失敗が怖い」
「やる気が出ない」
「方法が分からない」
理由は沢山あれども
結局は行動しないと変わらない。
本書では
動けない理由と
行動するためのマインド
テンポよく書かれています。
「1分で話せ」
という著者が書いた本が
私の伝えたい形に近かったので
こちらも読みました。 -
感想
日頃から自分のポジションを明確にしておく。どう考えどう動くか。個々の状況で仮説を立て行動する。ただし修正ができるように柔軟性は維持する。