- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822245955
作品紹介・あらすじ
あなたの横にもきっといる。「イマドキの男子」の世界にようこそ。
感想・レビュー・書評
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つまんねー
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少しデフォルメしてるかなと思われるところもあるが、結構現実に居そうなタイプがずらりと並んでいる。
読んでいて笑えるが、将来が不安になってしまうのは私が既に「男子」ではなく「おやじ」だからか(笑)。 -
「男子」の生態に詳しいコラムニストの深澤真紀氏が、バブル期のオヤジと、平成男子の違いについて記している本。少ないサンプル数の平成男子のインタビューに基づいた本になっていて、著者のバイアスが大きくかかっている印象はあるけれども、読んでみるとそこそこ面白い。私は、オヤジと男子の中間世代ということもあり、当たっていたり当たらなかったりといった感じであった。本書で1つ面白かった表現は、「ニュアンス男子」という男子像で、オダギリジョーやジョニー・デップを崇拝する傾向があるらしい。まさしくニュアンス的によく分かるような気がして、純粋に面白い。
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今やすっかり流行った”草食男子”を最初に紹介したコラムのまとめ本。
図鑑っていう体裁はかなり賢いなあと思う。
”これが主流や!”とか無理に一つに像を結んだように思われずに済むし。
いろんな若い男子のいろんな側面をうまくとらえていて笑えました。 -
図書館のティーンズコーナーに置いてあったので流し読みしました。
コンセプトが面白い。
一世代前のおやじたちと対比して二十代~三十代男子を説明しており、最後に必ず「○○男子との付き合い方は~」と書いてあった。若者男子を理解できない一世代前のおじさんたちに書かれた説明書のようだった。
ガンダム男子の項目にあったファーストガンダムの説明がすごく熱くて、ガンダムを観てみたくなった。笑 -
普段はあまりサブカルチャー本は読まないのだが、訳あってこの本を手にしてみた。その理由というのは、自分が小説を書く際の参考資料だ。この本は、イマドキ男子(20代から30代の男性)をいろいろなパターンに分けて紹介している。どのようなスタイルの人間がいるかをパターン化してあるものは、小説のキャラクターの性格付けをする際の参考資料になると考えて購入した。実際にこの本を読んでみて、確かに参考にできそうだなと言う手応えはあった。が、欲を言えばイマドキ女子の本も欲しいなと感じた。
具体的にこの本で、どのようなイマドキ男子が紹介されているかというと、サブタイトルになっている「リスペクト男子」や「しらふ男子」など。「リスペクト男子」は身近な友達をほめ、地元が大好きな男子。「しらふ男子」は酒やたばこやギャンブルが日々を楽しめる男子。このような「おやじ」にはあまりいないタイプの男子が紹介されている。それ以外に、「ツンデレ男子」や「ガンダム男子」や「ニュアンス男子」なども面白い。そもそも「ツンデレ」とは人前ではツンツン(無愛想)だが、二人っきりの時はデレデレする人を指す言葉で、女性を指す場合にも使う言葉。「ツンデレ男子」とはその意味の通り、普段は無愛想だけれど、心を許す人の前だけは楽しそうな男子。「ガンダム男子」とは、ガンダムという小説・アニメに強い影響を受けた男子。ガンダムのストーリーは、勧善懲悪のヒーローものではなく、大人の事情の中で振り回される主人公のアムロ達が苦悩する物語なのだそうだ。この物語の影響を強く受け、大人の事情への不信感を強く持っており、実社会では大人の事情に流されずに責任感を持って振る舞う事ができる人を尊敬するタイプの男子がガンダム男子なのだとか。「ニュアンス男子」は、その人の独自の世界観・個性を持っている男子。一番にはこだわらず、自分が納得できる世界にチャレンジする男子。
自分自身が20代なので、このような男子は自分の周りにこのようなタイプが居るなぁ、と納得しながら読むことができた。また、自分自身にも当てはまる部分は多いなと思って読む事ができた。純粋に楽しめる本で、一気に読み切る事ができた。 -
当てはまりすぎておもしろい。
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まわりにいる男友達であてはまる人を探しながら読んでるとなかなか楽しいです。
けっこう勉強になりました。
是非女版を出版してほしい。自分が何女子に属してるのか気になるし。。。 -
書名の通り、「平成」の「男子」に対する分類と考察。
やや単純化しすぎかなーという感はあるが、
読み物としてはまあまあ面白かった。