- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822249748
感想・レビュー・書評
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心の病気に関して、原始時代の動物の本能に遡って例を上げたり、メカニズムを説明するところが分かりやすかった。
感情は単純な仕組みで湧き上がるようになっている。
人間社会が複雑にしているのかな。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三葛館医学 498.39||SH
自分の心に素直になる。頭では分かっているけれど、なかなか難しいこともありますね。本書によると、困難にぶつかった時は原始人の頃を想像すると解決の糸口が見えてくるんだとか。疲れた気持ちになったと思ったら、ページを開いてみてください。自衛隊メンタル教官の著者による「こころのトリセツ」です。
(ゆず)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=67162 -
マストバイ 自衛隊メンタル管理の人
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とても納得出来て、わかりやすかった。
本棚にとって置きます。 -
この方の書籍は基本的に好き。今回も良い本だった。ただ、少し片寄った意見も垣間見えるが、致し方ないのかなと。タイトル通り、自分が悩みに直面したときにどのように行動するればいいのか、ヒントになる。
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この本の作りは実に面白い。
著者は陸上自衛隊に所属する心理幹部の方。
この方自身、心理カウンセリングに興味を持って志願したわけではない。
ある日突然、命令が下りて、民間の学校に通い、命令の通り、自衛隊に戻って講義をするという不思議な経歴の持ち主。
でも数多くの心理学の本を読んだけど、読みやすいんだよね。
なんで?と思ったら、ライターは別という仕掛け。
ライターがインタビューをして書き起こしたものだそうです。
表紙を見る限り思わなかったけど、読んでいくとウツに関する話が結構多かった。
「あれー、じゃ、あの時、私はウツで無意識だったけどあの時に対処したことは正しかったんだ」
ということが多かったので、治った今となっては、間違ってないという答え合わせが出来たと思う。
ちょっと厳しいかなと思うのは、基本は人間は原始時代の感情を持っているという軸で考えていること。
まぁ確かにと思う部分もあるけど、原始時代からもう何年?と思うと、こじつけが多いかな。
そんなに原始時代のDNAって未だに残ってる???
この本では何度も繰り返すけど、ココロが疲れたら、ウツだったら、「レールから外れて休んでいいんだよ」「レールから外れるのを怖がってがむしゃらにすることが間違ってるんだよ」ってことはもっと早く知りたかったかもしれない。
大丈夫、今、外れてもまた戻れる。
これをあの時の自分に言いたい。 -
仕事用のみならず、自分自身のためにも手元に置いて熟読したくなる心理学の本。他の同系統の本よりも、納得のいく内容。
医療関係に勤務している若い友人たちにもぜひ読んでいただきたい一冊。