アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン
- 日経BP (2009年10月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822284015
感想・レビュー・書評
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デマルコ大好きなので即買いだったんだけど…
システム開発のあるある本。
一個一個にうなづける所は多いけど、1項目2~3ページじゃねぇ?
良さそうな題材を選んで、もう少し掘り下げてほしかった。
共著だからそんなもんなのか? -
プロジェクトを失敗に陥れるさまざまな要因を、ユーモラスに語っている本。
失敗要因は笑うためではなく、学ぶためにある。
>弱いチームの方が、強いチームより決定や行動を「保留」する傾向がはるかに強い
強いチームになるためには、意志決定や行動を迅速に行える覚悟が必要なのである。
時間が一番貴重な資源であり、一呼吸おいたらすぐ実行という自分の考え方と一致する。
>約束がなされたか、また、それは正確にどのような約束だったかについて、約束した側と受け手側の解釈が異なっていると、約束のシステムは崩れる
コミュニケーション不足が大きな問題に繋がることを示唆している。
自分だけのメモに終わらず、相手と一緒に確認して、やっと約束のシステムが出来る。
以心伝心という発想は、結局双方向に良くない。
>どんなに機能を付け足して飾りたてても、デザインはよくならない。むしろデザインを美しくするには、そぎ落とすことである
同感!
「良いデザインとはシンプルで実用的である」という自分の信念に一致する。
また、ここから「決断とは断つことである」という教訓も学べる。 -
システム開発の様々なシチュエーションを分かりやすいタイトルのパターン分類。
あるある集。 -
トム・デマルコと『要件プロセス完全修得法』のジェームズ&スザンヌ・ロバートソンと、あと立ち読みしたらワインバーグもちょこっと出ていたので、購入。
主にプロジェクトマネジメントについてのアンチパターン(と良いパターン)集。アジャイル寄り。ほぼ全部のパターンが他人事ではありませんでした。マキアヴェッリが言うように、天国へ行くためには、ここに網羅されたパターンを熟知する必要がありそう。 -
日本人には馴染まない比喩は所々あるものの、非常に共感できるパターンが多々ある。うちの会社にいくつ当て嵌まるか調べてみたい