アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822284015

感想・レビュー・書評

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  • トム・デマルコとアトランティック・システムズ・ギルドのメンバーが、ソフトウェア開発現場に見られる様々な「パターン」を淡々と描いた一冊。うーむ、描写が的確すぎて、どれも笑えん……。

    帯の惹句は「トム・デマルコの最高傑作」だが、彼の最高傑作は依然としてピープルウェアだと思う。しかし、アドレナリン・ジャンキーが素晴しい一冊であることに変わりはない。

  • デマルコ大好きなので即買いだったんだけど…

    システム開発のあるある本。
    一個一個にうなづける所は多いけど、1項目2~3ページじゃねぇ?
    良さそうな題材を選んで、もう少し掘り下げてほしかった。

    共著だからそんなもんなのか?

  • プロジェクトを失敗に陥れるさまざまな要因を、ユーモラスに語っている本。

    失敗要因は笑うためではなく、学ぶためにある。

    >弱いチームの方が、強いチームより決定や行動を「保留」する傾向がはるかに強い

    強いチームになるためには、意志決定や行動を迅速に行える覚悟が必要なのである。
    時間が一番貴重な資源であり、一呼吸おいたらすぐ実行という自分の考え方と一致する。

    >約束がなされたか、また、それは正確にどのような約束だったかについて、約束した側と受け手側の解釈が異なっていると、約束のシステムは崩れる

    コミュニケーション不足が大きな問題に繋がることを示唆している。
    自分だけのメモに終わらず、相手と一緒に確認して、やっと約束のシステムが出来る。
    以心伝心という発想は、結局双方向に良くない。

    >どんなに機能を付け足して飾りたてても、デザインはよくならない。むしろデザインを美しくするには、そぎ落とすことである

    同感!
    「良いデザインとはシンプルで実用的である」という自分の信念に一致する。
    また、ここから「決断とは断つことである」という教訓も学べる。

  • システム開発の様々なシチュエーションを分かりやすいタイトルのパターン分類。
    あるある集。

  • トム・デマルコと『要件プロセス完全修得法』のジェームズ&スザンヌ・ロバートソンと、あと立ち読みしたらワインバーグもちょこっと出ていたので、購入。
    主にプロジェクトマネジメントについてのアンチパターン(と良いパターン)集。アジャイル寄り。ほぼ全部のパターンが他人事ではありませんでした。マキアヴェッリが言うように、天国へ行くためには、ここに網羅されたパターンを熟知する必要がありそう。

  • 日本人には馴染まない比喩は所々あるものの、非常に共感できるパターンが多々ある。うちの会社にいくつ当て嵌まるか調べてみたい

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