読書をお金に換える技術

著者 :
  • ぱる出版
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784827209327

感想・レビュー・書評

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  • 読書を「お金」に換える技術、というタイトルに惹かれて読んでみました。

    電子書籍が普及してもう何年経過するでしょうか。私も皆にならって、Kindleを購入したり、スマホにkindleアプリを入れて何度か試してみましたが、どうも紙で読むのが好きで本を買っています。この本の著者の千田氏も同様のことを言っていて嬉しく思いました。

    私がこの本から受け取ったメッセージは、本を読んだら読み放しにするのではなく、何か行動に移してその結果を検証せよ!というものでした。

    言うのは簡単ですが、実際に行うことはとても難しいです。目標を紙に書いて持ち歩くと良い、と多くの本で何度も読んでいたにも拘わらず、私の場合、行動に移せたのは本を読んでから10年も経過していました。

    この本によれば、お金持ちは皆、読書を続けて行動に移している様です。私も読書だけは続けてきたので、遅まきながら、色々と行動に移していきたいとこの本を読んで感じました。

    以下は気になったポイントです。

    ・何かを教わろうと思ったら、まず行動を起こすこと(p19)

    ・本に限らず、常に一流品やベストセラーに触れておくと、二流品やハズレ商品に触れた瞬間気持ちが悪くなる(p20)

    ・人生では自分と相性のいい作家と出会ったら勝ちだ(p26)

    ・優れた小説は、人間の心の機微を予習するのにもってこいである(p34)

    ・出版業界において漫画はドル箱であり、花形中の花形、漫画を軽く見る人は絶対にお金持ちになれない(p38)

    ・嘘は真実がゼロだが、ホラには真実が1%以上混ざっている、ホラはグレーゾーン(p44)

    ・本気で稼ぎたければ、いつも一段上から物事を俯瞰する癖をつけて、のめりこむのではなく、誰が一番得をしているのかを洞察する(p46)

    ・スタート地点が似ていれば、ぶつかる壁も似ているし解決方法も似ていることが多い(p48)

    ・コンサル本は、その著者の最初のベストセラーに注目すること、最初のベストセラーを読んだうえで、それ以外の本を読んだ方がより理解が深まる(p53)

    ・苦労話は感動的であるが、お金を稼ぐにはほとんど役に立たない。自慢話にこそ稼ぐコツが満載されている、なので自慢話を喜んで聞ける人間になろう(p56)

    ・人同僚にいちいち嫉妬しなくなるコツは、あなたが住んでいる人生のステージを変えること(p58)

    ・人は自分が未来完了形で書いたプロフィール通りの生を歩む(p63)

    ・すべての発言、行動の間違いの結果として、貧しい人生が必然的に定着していく(p70)

    ・本の奥付を見て、20年以上増刷を繰り返しているようなら、間違いなく本物である(p72)

    ・本は、ちゃんと読んで習慣化すれば間違いなく稼げるようになる(p72)

    ・あなたが長期的にお金を稼ぐためには、長期的にお金を稼ぎ続けている人から学ばねばならない(p74)

    ・時流本は、流行本と異なり、賞味期限が10年以上ある、成功哲学や人間心理の本質に触れたロングセラー、投資関係やネットビジネス手法の流行本とは異なる(p78)

    ・付箋のいいところは、本棚から本を取り出した際に一瞬で、以前ピン!ときた箇所にアクセスできること(p80)

    ・本と現実のギャップで痛い目にあうことこそが、あなたにとって生涯の宝になる(p86)

    ・アイデアが頭に浮かんで消えるまでの時間は2秒以内、ペンと本を携帯すべし(p90)

    ・お金持ちたちは、本棚にならんでいる本に関して自分なりの意見をいくらでも話す。お金持ちたちは買った本を血肉にして、何千倍、何万倍に化けさせる(p99)

    ・著者の魅力はやはり本に限る、本を一冊完成させるのに注がれる時間やお金は、それ以外の情報源と比較して桁違い(p102)

  • とりあえず100冊!!

  • 何となく本を読んだ方が良い、のは分かってても実際どんな本を読めば良いか分からない。


    そんな方向けの本です。


    とにかくベストセラーを読め
    100冊読めば人脈は変わる
    読んでも分からない本は読まない


    など、これから本を選ぶ際の軸が分かると思う。


    ただ、実際その読書がどのようにお金に繋がるかは全く書かれていない。タイトルはおおげさ。

  • お金に換えるかどうかは実際には分からない。
    けれど、本の選び方、どういった本が自分に役立つのかが分かった。

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著者プロフィール

愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。著書は本書で180冊目。音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」、完全書き下ろしPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」も好評を博している。

「2024年 『29歳までに知っておきたかった100の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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