〝脱病院〟で始まる地域医療福祉入門 (New Medical Management)

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  • ぱる出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784827211580

作品紹介・あらすじ

少子高齢化、お金のかかる高コスト体質など、様々な理由から、いま医療は〝脱病院時代〟へ突入。

本書は、脱病院・健康増進時代を迎えて、地域で進めるケアの仕組みはどうなっているのか、またこれからどういう方向に進んでいくのかを医療マネジメントの第一人者である著者がやさしく解説。

医療の歴史から説き起こし、未来の日本の健康増進社会を概観する「地域ケアの教科書」的な内容になっている。

感想・レビュー・書評

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  • 医療の歴史など分かりやすかったが、脱病院というテーマはそこまで書かれているかと言われると微妙な気がする。だがわかりやすくて勉強になった。

  • 今後は在宅にせざるを得ないよ、ということを、国内外の歴史、データや施策からまとめたもの。

    最後に触れられていた終末期、尊厳死周りのことが気になった。

    しかし誤字があると集中が途切れる…

  • 今の医療制度を歴史的経緯を交えて平易に解説している。行政で保健医療関係の仕事をしている人に一読してほしい。コンパクトによくまとまっている。よくここまで取捨選択して記述できるものだ。著者自身の臨床経験も踏まえながら、医療保険制度等の有り様の解説は他では読んだことがない。
    一度直接講義を受けたいものだ。

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著者プロフィール

1949年神奈川県川崎市出身
1974年新潟大学医学部卒業、1978年新潟大学大学院医科研究科修了後、国立横浜病院にて外科医師として勤務。同病院在籍中厚生省から1986年~1988年までニューヨーク州立大学家庭医療学科に留学。1990年国立療養所村松病院副院長。1994年国立医療・病院管理研究所医療政策研究部長。1995年国立長野病院副院長。2006年より国際医療福祉大学三田病院副院長・同大学大学院医療経営福祉専攻教授、2018年4月より同大学院医学研究科公衆衛生学分野教授。
2020年7月より現職。
 政府委員としては、医療計画見直し等検討会座長(厚生労働省2010年~2011年)、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部「医療情報化に関するタスクフォース」レセプト情報等活用作業部会座長(内閣府2011年~2012年)、中医協入院医療等の調査評価分科会会長(厚生労働省2012年~2018年)、規制改革推進会議医療介護ワーキンググループ専門委員(内閣府2019年~2021年)。

「2023年 『医療・介護DX ~コロナデジタル敗戦からAIまで~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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