風の聖痕 (富士見ファンタジア文庫 や 1-1-1)
- KADOKAWA(富士見書房) (2002年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829114032
作品紹介・あらすじ
-ホテルが降ってくる…?上から三分の一あたりで斜めに切断されたホテルが、その断面に沿って滑り落ちてきた。それは巨大隕石の落下にも等しい、人知を越えた災厄であった。凄腕の"風術師"八神和麻が、四年ぶりに帰国したと同時に事件は起こった。古より日本を陰から支えてきた"炎術師"の一族風凪家の術師が、何者かに次々と惨殺されたのだ。疑いの目は自然と、炎を操る力がなかったため一族から追放された和麻に向けられた。神凪家から放たれる刺客を、ことごとく追い返した和麻。その彼を、謎の風使いが襲う!第13回ファンタジア長編小説大賞、準入選作品。気持ちよいほどダイナミックな、伝奇ファンタジーアクション開幕。
感想・レビュー・書評
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初めて、前情報とかを見ないで買ったライトノベル
設定も内容も何もかもが自分好みで最高な小説でした。 -
6巻まで読破
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魔術バトル系。
作者の山門敬弘さんご逝去により未完終了。
続きが気になっていたのに・・・。
ご冥福をお祈りいたします。 -
絵:○
ストーリー:◎
補足:既刊6巻。アニメ化済。
炎の精霊を操る神凪一族。その長の娘であり最強の剣・炎雷覇を操る巫女姫と、かつて一族を追放された男・和馬のドタバタラブコメディー。ドタバタと言うわりには、シリアス・戦闘が多すぎな気も・・・。 -
主人公が精神的に子供。台詞→地の文で説明の繰り返しでちょっとテンポが悪い気がした。
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和麻は主人公とは思えない、世の中全てを斜に見ている性格が、この手の小説にはあまり無かったのでは?と思う。また22歳という年もライトノベル系には珍しい設定かもしれない。一方ヒロインの綾乃は和麻の前ではちょっと過激すぎる反応と、お馬鹿な一面を併せもってはいるが、戦う少女!テンポが良いので気軽に読める感じで面白い。
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テレビ化されるらしいので、とりあえず完結していると思って読んだのですが・・・
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あまり得意ではないジャンルの本です。深夜にアニメ放映されているらしいのですが、確かにセリフがアニメちっく。アニメ化を前提に描いているのか?と思ってしまうほど。ストーリーそのものはなじみやすく楽しめました。
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神凪家は初代が炎の精霊王と契約を為し炎の精霊の加護を受け、また操る術をその血に宿した炎術師の一族だ。
神凪家の操る炎には一切の不浄を焼き尽くす力をも秘めている。
宗家の跡取りとして生まれながらも炎術の才能がなく、神凪家の至宝、神剣・炎雷覇を継承する為の「継承の議」では当時12歳だった宗主の娘・綾乃に敗れ、父親に勘当された和麻。
しかし彼は4年後、出奔先の香港から再び日本へ帰ってきた。
風の精霊王と契約を交わした世界最強の風術師となって―――。
和麻と綾乃の息の合わない迷コンビぶりが読んでいて楽しい。
お互いすごい力を持ち、協力しあえば最強では、と思うのに…。