スクラップド・プリンセス11 路地裏の挽歌 (富士見ファンタジア文庫 88-18 スクラップド・プリンセス 11)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 182
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829115145

作品紹介・あらすじ

「絶対に生きてるはずなんだ!」混乱の中、行方不明になってしまったパシフィカを必死に捜し求めるシャノン。そんなこととは露知らず、記憶を失ったまま王都をさまようパシフィカ。そんな彼女は、どこかシャノンを思わせる風貌のフューレと出会い、彼のもとで"パメラ"として、新しい人生を生きようとしていた。パシフィカ運命の日まで、あと僅か。世界はパシフィカに何をさせようとしているのか!?今、また新たな歯車が動き出す!絶好調のハートフルファンタジー、いよいよクライマックス。

感想・レビュー・書評

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  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    読者応募のキャラクターで一つの物語とした巻
    ぶっちゃるとこの巻は読まなくても多分大丈夫だと思うが、過去キャラのレオポルドとウィニアの活躍を色々と読むことができるのはよい点になるのではないだろうか。
    首都攻撃の失敗でバラバラとなってしまったパシフィカ一行がそれぞれ行動するという今までにない内容となっている。
    慌てているシャノンが中々に珍しいかった。しかし、多くの人を巻き込み事態が進行していることがよく分かる物語になっていたな。

  • シリーズものは連載が長くなればダレてくるもの。
    そこへきついスパイスが聞いた形となった巻。
    離れかけた心を引き戻された。

  • 驚愕の展開の第11巻。爆発の余波で記憶喪失に陥ってしまったパシフィカは、シャノンにどこか似た青年・フューレに拾われる。パシフィカ運命の日まであと僅か、シャノン達はパシフィカを見つけることができるのか。新しい人生を歩もうとしているパシフィカはどうなってしまうのか。

  • フューレ!!・゚・(ノД`)・゚・<br>
    あんたカッコいいよ・・・しかし劣化シャノンだよ・・・<br>
    ラスト、シャノンがフューレの死を看取るシーン、たまらん・・・<br>
    地の文がゾクリとするほどレベル高いよなぁ、榊一郎恐るべし。

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著者プロフィール

第9回ファンタジア長編小説大賞準入選作「ドラゴンズ・ウィル」でデビュー。主なシリーズに「スクラップド・プリンセス」「ストレイト・ジャケット」「棺姫のチャイカ」の他、「アウトブレイク・カンパニー」(講談社ラノベ文庫)などがある。

「2019年 『妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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