東京レイヴンズ7_DARKNESS_EMERGE_ (富士見ファンタジア文庫)
- 富士見書房 (2012年5月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829137574
作品紹介・あらすじ
『D』襲撃事件以降、陰陽塾を取り巻く環境は激変。塾を退塾する生徒が続出していた。そして春虎もあの戦い以来、自分の中で何かが変わり始めているのを感じていた。そんな折り春虎たちの前に新たな人物が現れ――!!
初回生産限定「ヒロイン総選挙」の書き下ろしショートショート付き!
感想・レビュー・書評
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なんだか一気に話が動いた感じです。メインはもちろん新キャラ既出キャラが思惑ごと入り乱れる、前巻同様怒涛の展開。そんな中で春虎覚醒。本筋に絡みそうな赤髪の重要キャラも追加されて続きが楽しみ。とはいえ次、まずは京子なんだろうけど。相変わらず大人達が格好いいのであります。
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久しぶりの新刊は、ボリューム満点でした。
登場人物も増え、バトルもあり、本格的に物語が動いてきたという印象。
個人的に作中の女性陣で1、2を争うくらい京子が好きなのですが、
今回少し切なく辛い立場にありますね。
読み応えがありましたが早くも続きが気になるところです。 -
陰陽師を目指す学生達の成長譚第7巻。ますます面白くなってきた。そしていよいよ春虎の封印が解け、夏目の秘密も表に出て、まさにターニングポイント的な展開。呪術戦はますますパワーアップしてきて凄い事になっている。
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えらく「待たせたな」だがようやく始まった感じ
この作品は構成をかなりいろいろ間違えていると思う
この巻くらいの振りを1巻ですべきだったかもしれないが
まあいろいろ難しいものではある
陰陽庁というものが存在している作品の中と読者の見えているもののズレを
気にしないでは済ませられない作風であるのを補うためにあったのだろうけれど
夏目の正体はやっぱり1巻で終わらせといた方が良かったんではないかと未だに思う
あとは題材的な内輪もめの感という枠をどのように処理するかが見どころか -
blog(2013-12-14)から転記
今回は色々と見どころも多く、話も一気に回り出したという感じで読み応えがありました。
新キャラも増えた上に、名前の音が似ているキャラもいて正直今後がつらいよかんもありますが。
春虎が一皮むけて、バトル物としても見どころが増えそうなのが楽しみです。
人間関係はラストで爆弾が落とされたので、8巻はとても読むのがしんどそうです。
京子が無事に夏目たちと関係を修復できればいいんですが。このへんで改めて鈴鹿の存在にスポットが当たる感じなんでしょうか。 -
わーひさしぶりこの感じ。次から次へと繰り出される攻撃に読むほうが追いつかない感覚たまらないね!!キャラが増えてきたから混乱しかけてる。続きもがんばる。
20160518~20160526 -
組織の闇と、主人公たちの闇と。
こう、暗躍する大人たち、組織、そしてそれにはじめは巻き込まれながらも決断していく主人公たちというのがたまりません。
どうするどうなる春虎…! -
前回は、学校からなんとか引きはなし、目標物を確保?できたよう。しかし、塾の状態はひどく勉強を続ける状態ではなかった。そのため、祓魔局の目黒支局に厄介になるのが冒頭。
大きな点は、昔の約束。京子の感情。春虎覚醒!の3本ですかね。約束に関しては、前々からわかっていたことなのでやっと、話に噛み合ってきたってとこです。
今回で自分が良かったところは、支局での式神戦ですね。特に、京子の感情表現は特に良かったです。残念ながら、大きな活躍をする機会でもそういう状態でもなかったので・・ でも、やっぱり今回は仕方がない。だって女の子なんだもん!(笑) 確かに今まで多くの敵にも出会ってきたし、見えないところで人は死んでいました。ただ、やはり目の前でついさっきまでしゃべっていた人が死ぬのはキツイ・・
それでも、他の仲間はも春虎を助けるために必死で前に進もうとしている。ましてや、自分よりも力がない天馬でさえもそう思っているのに行かない、という選択ができるはずがない。しかも、そのあとの展開で心はズタズタ。
こういう、メンバーってきにせず猛進していくものとばかり思っていたのだけれど、やはりこんな風に考えて当たり前だし、それが見ることが出来てよかったかな。 -
第7巻を読破。
前回の大友先生vs「D」こと蘆屋道満の呪術戦を見た春虎。
そのすごさに魅せられた春虎は、自分の呪術に言い表しようのないもどかしさを覚えるのでした。
もう、ね。
第1巻からまた読みなおそうかしら? って思うくらい、春虎や周囲に変化が起きて。
ちょくちょくその姿を見せていた〈双角会〉や、前回のあの人や、今まで印象が薄かったあの人やら。
ボリュームも内容もまさに熱い(厚い)仕様となっています。
今まで漠然と――確固たる決意はあったけれど――陰陽師を目指していた春虎ですが、陰陽塾襲撃事件をきっかけに焦りを感じていて。
上へ上へ目指そうと足掻きもがく春虎の前に、『鬼喰い〈オーガ・イーター〉』鏡伶路が護衛として現れて。
大人社会の方でも〈双角会〉掃討作戦など、いろいろ動きがありまして。
ものすごく物語に引き込まれました。
っていうか、展開がいろいろありすぎて整理がつかない(^-^;)
これはまた第1巻から読み直した方がいいかしら? とか思ってしまうくらいです。
まさか陰陽塾が夜光塾の後身で、〈双角会〉もまた元をたどれば同じものだった……とか。
先生の方が怪しい……と思っていたのに、実は違う人が怪しい人だった、とか。
苦笑
ああ、でも。
ここにきて新勢力が登場してくるとは。
いったいこれからどうなってしまうのでしょうか。
わくわくしますが、どきどきもしますー。
そして、登場人物たちにもある転機が。
特に塾長の孫である京子はらしくない状態がずっとつづいていて。
それがラストに噴き出してしまい、春虎たちの友情はいったいどうなってしまうのか。
それにしても――
あの幼女好き先輩がまさかの……で本当にびっくり。
しかし、先輩と先輩の親戚の子どもとのやり取りには笑ってしまいましたww
あとがきであざのさんも言っていたけれど、幼女好き先輩が出てきて「幼女発言」でなごむ日がきそうでww
それはそれでありだと思います。
笑