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- Amazon.co.jp ・本 (161ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829505618
作品紹介・あらすじ
北朝鮮ミサイル発射事件(2012年)でも情報収集能力の欠如が露呈した。「大韓航空機」撃墜事件(1983年)では、事件当夜の「情報当直幹部」として事件発生の兆候情報に関する報告を最初に受け、「ミグ―25」亡命事件(1976年)では、「対空情報幹部」として現地函館に特命を帯びて急行した著者が国家警察予備隊草創期から保安隊を経て自衛隊に至る42年間の情報勤務を、反省をこめて振り返る。
感想・レビュー・書評
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図書館でてにとる。
対ロシア情報分析に長く携わった方の書。筆者が現役であったころの現場での見聞が盛り込まれている。
情報戦争について多角的に分析し教訓を導くことを目的とする書ではなく、佐藤氏のキャリアをたどる回想文学と考えて読んだほうが面白い。
筆者が憤りを込めて書いている広島・長崎への原爆投下について軍はまったく把握していなかったのか?という問題提起はおもしろい。
「成功には、千の父親がいるが、失敗は孤児である。 ジョン・F・ケネディ」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みにくい文章、自讃、こういったところは元自衛官らしい。しかも原爆投下やソ連参戦、大韓航空機撃墜事件に対してとても感情的。
でも後半の彼の半生の著述は参考になったとゆうか、制服を脱いでから事務官として勤め、さらに頑張って博士号まで得て研究者としての生活ってのに物凄く憧れます。
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