- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829626016
感想・レビュー・書評
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日常切ない系のものでしか凪良先生を知らなかったので、こんなに仄暗い作品も書かれるんだなとびっくりしました
仄暗い切甘...良質なBLを読めました... -
はじめてこのようなジャンルの本を読んだので、内容はともかく挿絵があることに驚き、そして背後注意に驚きました。
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七緒がいなかったら奏人は生きてこられなかったかも。悲しいけれど、そう思わずにはいられない環境。だからこそ、ちゃんと出会えて良かったとも思う。お互いしか見ていない関係というのも、心配になるところはあるけれど。七緒のことを一番に考える奏人と、奏人を一番に考える七緒。「普通ではない関係」なのかもしれないけれど、これ以上ないくらい幸せなのだろうな。と思った。
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前世ものはお手軽にドラマチックな分、作者の力量が問われる題材だと思う。
現世と前世どちらかに比重が多すぎてもダメだし、かといってどちらにも力を入れすぎて別の物語・キャラクターになってしまっても失敗。
そんな中、やっぱり凪良さんは上手い。現世主人公たちの切ない過去と、それらを経て恋愛関係に至るまでを追いつつ、ちゃんと読者に前世カプにも感情移入させるように、その悲劇的な運命を上手く物語に絡めて描いていた。
山場の暴走した村人エピに、物語を収束するための力技的なものを感じないではなかったが、積み重ねてきたエピソードのおかげでラストのハッピーエンドが生きた。途中、こらえきれずに落涙。二人が幸せになって本当に良かった…。
表紙はエロエロだったものの、挿絵は意外にも心情を強く表すシーンばかりでこれまた良し。そして美々しい。
虐待や前世での末路など、目を覆うばかりの描写が間接的にあるので、グロ・近親相姦が少しでも地雷な人は避けた方がいいかもしれません。
でも自分は好き。なんで今まで敬遠していたのだろうと後悔しました。 -
久しぶりの黒凪良だった。
もうガッツリと
途中で止める事が出来ず一気読み。
純愛だね。これは
読んでてツラく苦しくなったけど
オワタリさまの純粋な思いに救われた。