哺乳類のフィールドサイン観察ガイド 増補改訂版

制作 : 阿部浩志 
  • 文一総合出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829972441

作品紹介・あらすじ

気になる足跡、謎の穴、葉っぱに付いた不思議な歯形、不自然な塊・・・その正体、知りたくはないか?
フィールドサインを読み解けば野生生物の暮らしが見えてくる!

庭や公園、身近なフィールドで見つけた痕跡から、落とし主・しわざ主がわかる!君も名探偵になれる!!

タヌキ、キツネ、ムササビ……。日本の森や里山に暮らす野生動物が残した足跡や食べあと、フン、けもの道などのフィールドサイン。身近なフィールドで観察できる35種の野生動物を取り上げ、さまざまなフィールドサインを紹介。フィールドサインの読み取り方や持ち主にたどりつく方法がわかります。増補改訂により8ページ増え、貴重な生態写真や最新情報を追加。哺乳類ファン必携の一冊です。

◎生き物の落とし物やしわざがわかると、自然散策で生き物がたくさん見つけられるようになります。
◎調べ学習や自由研究の題材にすればユニークな体験ができますよ。

◎森林・里山・低山・スノー・ハイキングがお好きな方にもおすすめです。散策がより充実します。
◎突然出会いたくはない動物、ツキノワグマやイノシシの痕跡がわかれば危険回避に役立ちます。

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・改訂版による主な変更点。①じつは生きていた?! ニホンカワウソの最新情報を収録。②ツシマヤマネコのフィールドサインや生態写真を追加。③ムササビやモモンガの貴重な生態写真と新事実を追記。

・身近なフィールドで観察できる35種の野生動物を取り上げました。

・各種について、大きさや体重、分布、生息環境などの基本情報を紹介。

・各種について、足跡や歩行パターン、食痕、フン、巣、けもの道など、さまざまなフィールドサインを掲載。実際のフィールドに残された足跡の写真を多数掲載しているので、識別に使えます。

・ほとんどの掲載種について足裏の写真を掲載したので、足跡の付き方が連想できます。

・フィールドサインの写真に野生動物イラストを重ねて表示することで、実際のフィールドでどのように行動したのかが紙面上でよみがえります。

・フィールドサインのひとつであるフンに関しては、視覚的情報だけでなく、種を見分ける際に有効なニオイに関する情報も盛り込みました。

・フィールドワークの楽しみ方や注意点、記録の残し方、撮影方法なども詳しく紹介しました。

・野外での観察結果から推理を楽しむフィールドワークは、子ども交えての環境教育に最適です。本書は教材として十分に役立つ内容となっています。

感想・レビュー・書評

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  • 請求記号 489/Ku 33

  • なるほどフィールドサイン。キツネ臭がするフン?近所に出没しているのは、タヌキかハクビシンかアライグマか。フンでも判断つかないか…

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著者プロフィール

1954年、宮城県生まれ。学習漫画家。里山の動物観察会、講演会を開催するかたわら、ニホンカワウソを追い続ける。日本野生動物観察指導員。著書に『動物の足跡学入門』(技術評論社)、『身近に体験!日本の野生動物シリーズ』『チンパンジーはいつか人間になるの?』(偕成社)など。この本が178冊目。

「2023年 『哺乳類のフィールドサイン観察ガイド 増補改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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