- Amazon.co.jp ・本 (486ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833419796
作品紹介・あらすじ
結婚も、職業も、死さえも…すべてが決められた"偶然の起こるはずのない社会"。そこに暮らす17歳の少女の運命を変える選択とは-。『嵐が丘』『風と共に去りぬ』そして、『トワイライト』に次ぐ新たなラブロマンスの傑作。
感想・レビュー・書評
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管理社会のディストピアものと聞いて
私が好きそうな設定だなぁと読んでみました。
はじめトワイライトに雰囲気が似ているのかしら?って
思ったけれど違う読み味。
淡々としているけれど、その淡々とした中に
逆にこわさを感じるディストピア。
詩の引用が多いのが好きです。
読みやすくてグイグイ引き込まれました。
二巻以降で世界観のことがわかるのかな?
一巻はまだ管理された社会での疑問に目覚めたばかり、というかんじなので
外からこの世界を見てみたいです。
続きが早く読みたいな。 -
児童文学らしいが長い。しかも、まだ物語の始まりという感じ。三部作らしい。
滅亡の危機から生き残り、極度の管理社会となった時代に、ささやかな反抗を試みる女の子の話。しかも、その反抗も、役人の仕掛けた実験だった。 -
ディラントーマスは偉大
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SF&恋愛小説。
ディストピアの舞台設定が興味深く、引き込まれる。そしてとても読みやすい。
(小口も彩色してある装丁はかわいいけど、ちょっと濡れるとインクがにじんでしまうのが気になった・・・) -
会社を設立する辺りから忙しく、しばらく本を読んでいなかったのですがこの本は新聞の広告を見て、すぐに購入しました。購入した時、自分の運命は決まっている!(悲観的な意味で)と思っていた時期だったかもしれません。そういう意味でカッシアの住む世界、カッシアの選択がどう影響をおよぼすのか?気になったのだと思います。3部作なので結末は分かりませんが・・絵があまり好みではないので★マイナス1です。