哲学用語図鑑

著者 : 田中正人

制作 : 斎藤哲也 

• プレジデント社 (2015年2月26日発売)

感想・レビュー・書評

[amiさんの感想 · 2024年3月29日]

哲学の本を読むときの資料として使用。この本のおかげで、ビジュアルとして理解できるので知識が深まりやすい！内容は広く浅くだが入門書のお供には最高だと思う！

[ちひろさんの感想 · 2024年2月28日]

わかりやすく面白い！
イラスト付きで解説も簡潔。
手軽に読める入門書といった感じです。
ここから興味のある哲学書を選んでもいいかも。

[あまうぃさんの感想 · 2024年2月25日]

1ヶ月弱かけて購読。
今まで古代（特にヘレニズム哲学）がお気に入りだったが、近世以降の哲学者も面白かった。
キルケゴールの「私にとってあるような真理」が印象に残った。今後も定期的に哲学を勉強したい。

他に印象に残った人とキーワードを下記にメモ↓
⚪︎古代
・ゼノン　ストア派　ストイックな落ち着き
・エピクロス　快楽主義　隠れて生きよ

⚪︎中世
・トマス・アクティナス　スコラ哲学　哲学は神学のはしため

⚪︎近世
・スピノザ　凡神論　神即自然　永遠の相の下
・ロック、ルソー、モンテスキュー　啓蒙主義

⚪︎近代
・カント　格率　道徳法則　自律　人格
・ヘーゲル　弁証法　ジンテーゼ　歴史
・ショーペンハウアー　ペシミズム
・キルケゴール　実存主義　私にとってあるような真理
・マルクス　唯物史論　生産力

⚪︎現代
・サルトル　人間は自由の刑に処されている　アンガージュマン
・ドゥルーズ　アイデンティティ　パラノイア　スキゾフレニア　ノマド

[ぶんさんの感想 · 2023年3月23日]

哲学の歴史や主要人物、用語を辞書のように調べられてとても便利。

[桶屋書店さんの感想 · 2022年8月15日]

哲学書の入門といえばこれ。ミニキャラになった代表的な哲学者たちが、その時代背景や代表的な考えと共に紹介されます。
普段私たちがなんとなく考えていることは、大体先人に考え尽くされているものですが、この本でざっくりと哲学者を網羅すれば、自分が誰的な考え方をしているかがわかります。
名前を聞いたことあるあの人が、読んでみたら意外と共感できることを言っていた、とか、まずは読みたい人の名前を知る入り口としても良い本です。

[wada読書家さんの感想 · 2022年2月21日]

哲学を簡単に知りたい人にはおすすめ

[しゅりさんの感想 · 2022年1月10日]

哲学というと、とっつきにくいイメージがあるが全体像を時系列で非常に分かりやすく並べてくれているのでとてもありがたい。ここで気になったものは個別に掘り下げて学習しようと思う。

2015年の本ではあるが、世代間倫理・地球有限主義といったキーワードがそっと盛り込まれているところも大変興味深い。

[中の人さんの感想 · 2021年9月22日]

最高に哲学はおもしろい。自分と意見が合う人合わない人いて、主著を読んでみたくなった。

[edeshibaさんの感想 · 2021年6月21日]

例えや絵が初心者に対して非常にわかりやすく、哲学についてあまり学んだり触れたりしたことのない人におすすめです。この本から気になる哲学者や哲学を発見しそれについて深掘りしていく、といった使い方をしています。

[紅茶さんの感想 · 2021年2月11日]

流れを掴むのに便利だし、かなり分かりやすい。前から順にある程度関連して並んでいるが、分野ごとに辿って読むのが良い。ー度学者の名前を入れておくと、その後の読書に役立つ。

著者プロフィール

田中正人（たなか・まさと）：1944年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士課程満期修了。専攻、フランス史・政治史。愛知大学名誉教授。

「2023年 『ナチズムの美学』 で使われていた紹介文から引用しています。」