天職

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  • プレジデント社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833440318

感想・レビュー・書評

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  •  心臓血管外科医の天野さんは数々の本を出されているけれど、本書は2021年3月教授を退任される予定のときに書かれた自伝的な本で、バイタリティに溢れる一冊となっている。仕事に悩む人も勇気をもらえるんじゃないかと思う。医者の世界ではエリートとは違い、つねに異端児であった著者だったからこそ、また誰よりも人の悲しみが分かる方だったからこそ、「人のため」を原点にしてQOLを高める治療を早くから実践出来たのだと思う。若いころの驕りや遊興に明け暮れた日々など、不都合な話や失敗談も省察されていて教訓に富む。勇気をもらった一冊。

  • 10月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003576050

  • 「一途一心」「しんがりで尽くす」

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著者プロフィール

天野 篤(あまの あつし)
心臓血管外科医。順天堂大学医学部教授。
1955年、埼玉県蓮田市に生まれる。
1983年、日本大学医学部卒業後、医師国家試験合格。関東逓信病院(現・NTТ東日本関東病院。東京都品川区)で臨床研修医ののち、亀田総合病院(千葉県鴨川市)研修医となる。1989年、同心臓血管外科医長を経て、1991年、新東京病院(千葉県松戸市)心臓血管外科科長、1994年、同部長。1997年、新東京病院での年間手術症例数が493例となり、冠動脈バイパス手術の症例数で日本一となる。2001年4月、昭和大学横浜市北部病院循環器センター長・教授。
2002年7月、順天堂大学医学部心臓血管外科教授に就任。
2012年2月、東京大学医学部附属病院で行われた上皇陛下(当時の天皇陛下)の心臓手術(冠動脈バイパス手術)を執刀。
2016年4月より2018年3月まで、順天堂大学医学部附属順天堂医院院長。
心臓を動かした状態で行う「オフポンプ術」の第一人者で、これまでに執刀した手術は9000例に迫り、成功率は99.5%以上。



「2020年 『若さは心臓から築く 新型コロナ時代の100年人生の迎え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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