- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834000351
感想・レビュー・書評
-
エルマーシリーズ2作目。
今作はカナリヤ島での冒険。怖い動物は出てこないので前作よりは少し地味だけど、鳥好きのわたしにとっては大満足の1冊でした。
「ほかのカナリヤより、すこし大きくて、はねがふわふわ」したカナリヤの王様が、「よくぞ、この島にきてくださった。こうえいです。」と喋るなんて、可愛すぎる。
りゅうが、スカンクキャベツとダチョウシダとみかんの皮を食べるっていうのもたまらない。
りゅうが海に落ちそうになった時、べそをかきながらも「い、いいんだよ。き、み、だって、いっしょう、けんめい、やったんだもの。」というエルマーもいいな。とっても優しくて強い、立派な冒険家だ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
扉絵が懐かしくて手に取りました。子供の頃に読んだはずですが内容はうろ覚え。読んでいるうちにエルマーと一緒にりゅうの背に乗って海原を飛んでいる気持ちに。「りゅうは、わをえがきながら、だんだんまいおりていって、四本足で、ちゃくりくしました」降下しながら眼下に迫りくる陸地が目に浮かびました。子供たちの冒険心を掻き立てる名作ですね
-
さすが、不朽の名作の第二弾。
たのしく、わくわく、ほんわかの充実策。
積極的なエルマーと、のんびりやさんのりゅうの掛け合いが楽しい。
登場者たちは、皆キャラが立っていて。
今回でてくるカナリヤの王様カン11世、小さいのに威張ってて、なんだか滑稽だけど憎めない。
島の探検の冒険、いろいろな困難を乗り越えるストーリー。シンプルなんだけど無駄のない楽しい話でした。 -
エルマーのお話は全部で3冊。
1.エルマーのぼうけん
2.エルマーとりゅう
3.エルマーと16ぴきのりゅう
図書館に〝エルマーとりゅう〟しかなかったので、一作目を飛ばして読んでみたが、子どもも私も充分楽しめた。
---------------------------------
黄色いカナリヤのフルートのセリフ。
「島じゅうが、しりたがりのびょうきになってしまって、とくに、としとった王さまのカンは、もうまるで、しにそうなんですよ」
---------------------------------
島のカナリア達は〝知りたがりの病気〟になり、『カナリヤの王様が何を知りたいのか』を知りたがっている。『王様が秘密を打ち明けたら、皆が知りたがるのを止めるはず』ということで、王様から王家の古い秘密をエルマーたちは聞くことに‥。
このカナリヤが登場する場面くらいから、物語が面白くなる。空想の物語だからか、大人の私よりも子どもの方が夢中で読んでいた。 -
りゅうと、そらをとんでるところが、こころにのこった。
-
スカンクキャベツ…ダチョウシダ…
このネーミングがあまりにも1960年代のファンタジーで…たまらない…
しかし、知りたがりの病…なるほど… -
小さい頃から家にあって読むと、とても面白いかったです!
-
やっぱりおもしろーーい
-
読んだ人 おもち
-
りゅうを助けてから家に帰るまでの冒険。時間の経過が妙にリアル。