セロひきのゴーシュ (福音館創作童話シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000566

感想・レビュー・書評

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  • セロを弾いた時に出る音が、『ごおごおごお』というものでとても変わっているなぁと感じた。
    初めにゴーシュのもとへ訪れた動物たちから、最後の方に訪れた動物たちへのゴーシュの対応の変化と、最後にかっこうに謝るシーンが印象的だった。
    絵も決して明るい色づかいではないが、こゆく、はっきりとしていた。

  • セロって、チェロのことです。

  • 動物たちの助けをかりてセロの練習をするゴーシュ。

  • 宮沢賢治×茂田井武の絵本。とても絵とマッチしています。宮沢賢治の中で一番好きな絵本。

  • こちらは茂田井武氏の絵になるもの。赤羽末吉氏のものとどちらを選ぶかは、微妙なところ。
    私ごときが論じられるようなものではない。http://www.kaiseisha.co.jp/cgi-bin/find2.cgi?page=frameBso&pform=key&lstnum=10&keysw=%83Z%83%8D%92e%82%AB%82%CC%83S%81%5B%83V%83%85で表紙絵だけでも見られるので、せめて比べてから購入を決めたほうがいいと思います。

  • 松居直さんの著書に、画家・茂田井武さんとこの本についてのエピソードが詳しく記されています。初山滋をして「あれ(ゴーシュ)が彼の命を縮めたかも知れない」と言わしめた、まさに渾身の一冊。

  • トロイメライ、ロマンチックシューマン!

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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